甘露の法雨は法華経普門品第二十五の1章をここだけ独立経としたものです。
生長の家のお世話をしていたらしい祖父が在命のころ
「これもっとけ」と言って渡してくれたお守りに
「甘露の法雨」と書いてあった。
何のことだか、理解できない私は、まあ、あまり宗教心も無い子供だったから、一応持っていた。
40歳をすぎるころ、その小さなお守りに何とかいてあるのか開けてみた。
「汝天地一切のものと和解せよ」と書いてあるではないか!
なんだ? そんなすごいことを書いているものを何十年もみなかったのか!
天地一切と和解したものは天地一切が味方なんだと書いてある!
ほえ~~~~~~~~~~ッ
この詩は、谷口雅春師がそのインスピレーションですらすらと書いたとあります。
なんと力つよい言葉でしょう。たちまち引き込まれました。
そして、納得しました。
競争や、優勝劣敗の畜生道になんだか疑問が出てきたのはその頃です。
今日、その本「解釈」を読みたくて本部の書庫に入り探してきました。
5冊の本を小脇に抱えて帰宅。
法華経釈義は祖父の本です、松山のチラシがしおりとして挟んでありました。当時のままです。これだけ色が変わってしまいました。
ほとんどの日本人は仏教徒ですから、この甘露の法雨をお読みになってもなんら差し障りありません。 観音様の大きな慈悲を説かれているものです。