今日は効果の上がらないロングトーンを綴っていきます。
今から述べる方法でロングトーンをやるとまず間違いなく調子崩して下手になります。

1.とにかく大きい音でやる
2.アパチュア(行きの通り道)を大きくする
3.息をとにかく速く吐く
4.音のイメージを持たない
5.頭を使わない

このどれかを一つでもロングトーンに取り入れてる方は下手になる要素があり、上達しなくなる可能性が高い事を自覚して下さい。

ではまず
1.とにかく大きい音でやる
ですが、これは問題外です。
このブログがどんなに炎上したとしても自分は断固として譲りません。
ロングトーンは無駄な力を取り除いていく練習です。
大きい音でやると無駄な力が入りがちです。
そして小さい音でやった時に音が鳴りにくい場合は「自分は丁寧に楽器を鳴らすことが出来てない」と自覚して下さい。
これは厳然たる事実です。

2.アパチュアを大きくする
これもまずい行為です。
アパチュアを大きくすればするほど、簡単に大きい音で鳴りますが、先程の1同様丁寧に楽器を鳴らすことが出来にくくなります。
もっと言うとアパチュアを小さくして楽器を鳴らせるようにすると
・呼吸の使用量が減る
・高音域と低音域の差が小さくなる
・無駄な力を減らすことができる
・音色の雑味を減らすことができる

ざっと並べてもこれだけの効果をもたらします。
アパチュアを狭めると詰まった音色になるかもしれませんが、辛抱強くやっていけば綺麗に鳴らせるようになります。
自分は今でもアパチュアを極限まで小さくして毎日取り組んでいます。

3.息をとにかく速く吐く
楽器を丁寧に鳴らすためには息のスピードを遅くすることが大事です。
速くすればするほど音色は汚くなり、演奏の効率も悪くなり、高音域がダメになります。
なるべく息をゆっくりと吐いて楽器を丁寧に鳴らしましょう。

4.音のイメージを持たない
イメージを持たないのであれば論外です。
何のために音楽をやっているのか?という所から話をする必要があります。
上達を心掛けるなら基本に忠実なクラシックの柔らかくて綺麗な音色を意識すると良いです。
それが出来たら固い音は簡単に出せます。

5.頭を使わない
これを自分の生徒がやってたら楽器を継続するか、辞めるかの決断をせまります。
頭を使うことでイメージが産まれ、楽しみが増え、上達も早くなるのです。
そこを放棄したらやる意味を失いかねません。
どうすれば良いのか?という問いを常に持って欲しいものです。

かなり長くなりましたがロングトーンの練習をする際は以上の項目をチェックしてみて下さい。
練習の仕方を工夫すれば鳴りが良くなる要素が見えてきます。
鳴りが良くなればどんな練習でも楽しくなります。
上達するためにはまず鳴りを良くしましょう。
そのためにはロングトーンが強力な後押しになります。
エリック宮城さんも本番前には2,30分ほど聞こえるか聞こえないかの音量でロングトーンをされてました。
一流のプロがやってることを真似すれば、1.5流になれるかもしれません。
頭を使って、ルールを守ってロングトーンをしましょう♪
それでは今日はこの辺で。