桜色、舞う頃。 ~ 私は一人 ~ いかん、酒が、涙の味がする(笑) しかめっ面のオジサンも、散歩中でご機嫌のワンコも、みんな頭に桜の花びらをのせて、町を行き交う。 舞い散る花びらを、地面に落ちる前に酒を満たした杯(さかづき)の中に招き入れ、ほんのり薫る桜を愛でながら、酒を味わう。 できることなら散り急がずに、しばし咲いた姿のままでいてほしいものだ。 また次も見られる保証など、どこにもないのだから。