死神の精度 (文春文庫)/文藝春秋
¥605
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いっぱい並んでいるので。

日本推理作家協会賞短編賞を受賞した表題作を含む、死神が主人公のミステリー。

基本的には独立した話だが、連作なので、各短編には時間や登場人物などの繋がりがある。


主人公の死神は、該当の人物を本当に死なせてよいのかを調査するのが仕事。

たいていの死神はおざなりに調査を済ませてしまうのだが、ここに登場する死神は違う。

時間いっぱい、ぎりぎりまで調査することをモットーにしている。


そんな死神が関わる不思議な事件が、死神の視点で語られる。

今時、死神が主人公でも驚くには値しないが、見た目は人間そのものなのに、どこかとぼけていて、ちょっとずれていて、でもウィットに富んでいるという、その造形がユニーク。

音楽も大好きだし。


表題作では、死神が調査する電話オペレーターの女性がクレーマーに付け狙われる。

はたしてその正体は? そしてその理由は?

ミステリとしては普通のホワイダニットだとは思うのだが、これが協会賞短編賞なのかという、ちょっと期待はずれ。


個人的には最後の話が好み。

同じように、理髪店の老女が若い客を何人もかき集めるその理由が主眼のホワイダニットだが、伝統的な公式である、「木の葉を隠すにはどこに隠す?」のバリエーションになっている。その謎がちゃんと伏線が効いていないところは問題だとは思うが・・・。


死神が登場するし、雨のシーンばかりだが、清々しい気持ちにさせる筆致がうれしい。

最後は本当に晴れるし。


実はあと3冊伊坂幸太郎の本を確保済み。

読みやすいので年内にどれだけ読めるかな。




マッドマックス 怒りのデス・ロード(字幕版)/作者不明
¥価格不明
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最近ご贔屓のトム・ハーディ主演。

マッドマックスのリメークとして大々的に宣伝もされていたので、新作を外れたのを機にレンタル。


旧作をそのまま引き継いだ感じの世紀末の荒廃した世界。

過去のトラウマを抱える主人公マックスが水資源を独占するコロニーの独裁者と対決。


冒頭のトカゲムシャムシャシーンは強烈。

でも、それだけ食糧不足なんだってこと。

そういえば旧作のマックスも犬のエサ食ってたなあ…。

なんてことを考えながら見ていると、あっというまにマックスは独裁者ジョーの一味に捕獲される。

そこで出会ったのが丸刈り・隻腕の女性リーダー。

これがなんとシャーリーズ・セロン。

美人が丸刈りとはなあ・・・。もったいない。

彼女は独裁者のジョーを裏切り、巨大トレーラーに愛人たちを乗せて逃亡する。

マックスもなんだかんだで彼女たちと行動をともにして、追撃を免れようとするのだが・・・。


旧作のマッドマックスとは違い、予算もたっぷり。

火薬もたっぷり。

だから壮絶なカーアクションも見所はある。


でも、何だか物足りないんだよなあ。


主人公にしたってただ砂漠を走ってドンチャン騒ぎしてるだけで、旧作で見られた主人公の"マッド"な部分が感じられない。

これじゃ"マッド"じゃなくてマイルドマックスじゃないの。

続編がありそう雰囲気がプンプンするので、そのうちマックスの過去も明らかにされていくんだとは思うけど、せっかくのトム・ハーディーを生かしきれていない気がする。

残念。

続編に期待。


エクソダス:神と王 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥4,309
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歴史物は基本、好きなので。

「エクソダス」とは旧約聖書中の「出エジプト」の話。


監督は歴史大作好きなリドリー・スコット。

主演はクリスチャン・ベール。


紀元前13世紀頃、ヘブライ人たちはエジプト王国の支配下にあり、その圧政に苦しんでいた。そのエジプト王国で国王の幼馴染として育てられた男がモーゼ。

戦上手で勇気にあふれ、部下たちからの信望も厚かったが、あるきっかけから、モーゼがヘブライ人であることが判明し、彼を妬む政治的陰謀も絡んで彼は追放される。

追放先で彼は神からヘブライ人たちを助けよとの啓示を受けて苦悩する。

そしてモーゼは立ち上がることを決意する。

しかも、結構な武力蜂起を。


自分が知っているおじいちゃん的なモーゼ像とは随分違う武闘派なモーゼ。

ここらへんの「戦うモーゼ」像がリドリー・スコット流なんだろうな。

軍事教練などもしたりする。

どこらへんまでが本当なのかは疑問だが。


武装蜂起したヘブライ人たちを徹底的に鎮圧するエジプトでは災厄が次々と襲う。

川が赤く染まったり、疫病が発生したり、このあたりは旧約聖書の記述そのままではないかと。


モーゼはヘブライ人たちを引き連れてエジプト脱出を試みるが、後ろからはエジプトの大軍が・・・。



もちろん海は割れる!!



これがクライマックスだからね。

最後は神から十戒を授かって終わり。

おい、自分で彫るのかよ!


全体的なこというと、ストーリーが分かりきっているということもあるのでどうしても、ドキドキワクワク感に欠ける・・・。

かといって意表を突きすぎると、素材が素材だけに変えすぎるわけにも行かないだろうし。難しいところではある。


見所は戦うモーゼ。


1956年の「十戒」を知っている人はそのイメージのギャップに驚くことだろう。


そんなところかな。

キャスト・アウェイ [Blu-ray]/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



¥2,571

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ケーブルにて。


11月に見たのを忘れてた。


てっきりトム・ハンクスが無人島生活というそれだけの話で、いまさら「ロビンソン・クルーソー」もないだろうと思い込み、公開当時はノーマーク。




改めて見ると、生き抜くためのサバイバルの過酷さはもちろんこれでもかというくらい描かれているが、それ以上に、恋人を思う気持ちや、孤独感が痛いほど伝わってくる。




主人公はあまりの孤独感から、バレーボールに描かれた似顔絵を友達に見立てる。


そのバレーボールが流されてしまった時には号泣さえする。

その行為には滑稽さを感じた。しかし、同じ状況に追い込まれ、真の孤独となった時にはたして彼を笑うことができるだろうかと考えた時、周囲に人がいるありがたさをすこしだけ感じた。



5年もの間の島流し生活を経て、彼は救出される。
帰ってきた時、主人公は気付く。
やっぱり孤独なんだと。

自分のことを諦め、別の男と結婚した元恋人との邂逅には切なくなった…。
新しい人生を歩み始めた主人公にいい人が見つかりますように。

今日はクリスマスイブ。
家族がいることに感謝するよ。
longtailは孤独じゃないんだって実感させてくれてありがとう。





ちなみに、木を擦ったあんな程度では着火しないと思うのだが、どうだろう。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)/東京創元社



¥700

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古本屋で売っていた。


「アヒルと鴨のコインロッカー」。意味不明のタイトル。


訳がわからないままに読み進めると、2年前と現在のパートに分かれている。




現在のパートに登場する大学生の主人公は入学早々、本屋を襲撃して辞典を奪おうと謎の隣人に誘われる。よせばいいのに、それに乗ってしまう主人公。周囲ではちょっとずつ不思議な出来事が起きていているが、そこまでの事件は起きない。むしろ普通の日常が淡々と描かれている。




一方、2年前のパートの主人公はペットショップの女性店員。こちらのパートでは不穏な雰囲気。動物虐待をして楽しんでいる無法な若者たちに付け狙われる主人公と、それを守ろうとするブータン出身の彼氏や、イケメンでいけ好かない元彼氏。




読んでいるうちに、ああ、こんな感じで繋がってくるんだなというところまでは予測していたが、まさか現在の彼が2年前の彼だなんて・・・。こういう叙述トリックを仕掛けているとは想像してなかった。


タイトルの意味もなるほどと腑に落ちる。
そりゃ、その程度の違いなのかもしれないな。


過去と現在が鮮やかに繋がる構成やちょっとずつ引っかかりのあった現在のパートでの出来事もすべて伏線として回収する腕はもう見事としか言いようが無い。


そしてまた自然でさりげなく、かつ印象に残るように伏線を張る技術にも驚く。


文章の上手さなんだろうなあ。


それを30代で書き上げてしまう才能に嫉妬すら湧いてこない。






真相が明かされた最後は悲しいが、青春小説らしい清々しくそしてほろ苦い終わり方。


主人公だと思っていたら実は脇役だったと気付かされたら、そりゃちょっとした疎外感を感じるよなあ。


でも、人生ってのは常にそういうものなのかもしれない。


誰しもが自分の人生においては主人公。でも、他人から見るとそうじゃないんだよと。






トリック以上に物語として読ませる魅力がある。


面白かった。





オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分 [DVD]/アルバトロス
¥4,104
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TSUTAYAさんからの粋な半額チケットをもらわなければ絶対に見ていなかったであろうこの作品。

まったくノーマークだが、売り出し中のトム・ハーディー主演だったので。

若き日のイケメン俳優から脱却し、現在は顔面マスクの「ダークナイトライジング」のベノン役や、「マッドマックス」の主演など、渋い中年男性の魅力たっぷりになってきた。

これからが楽しみな俳優だと思う。


そう思って借りてみた。

内容も気になったし。

でも、パッケージの説明だけ見たら絶対サスペンスだと勘違いするな。

longtailはそうだった。


原題は「Locke」。主人公のアイヴァン・ロックの名前がそのままタイトルになっている。

邦題は、まあ許せる範囲じゃないかな。

確かに映画のほぼ全てが高速道路上で起こるし、車の中だし。


主人公アイヴァン・ロックは「ロック」だけに名前からして手堅い男。

仕事もコンクリート施工技術者。これまた固い。

車はBMWのSUVで子ども2人に妻。

家族はテレビでのサッカー観戦のためにアイヴァンの帰宅を待っている。

これらのことから、主人公はそれなりに成功した手堅い人生を送っている人物であることが示されている。


しかし、仕事終わりにいつもは右に曲がる交差点を今日は左に曲がる。

出張中のたった一度の関係で妊娠してしまった女性が出産のため病院に運び込まれたのだ。

手堅く、義理堅く、かつて父親に見捨てられた過去を持つアイヴァンは、女性と生まれてくる子どものために病院まで高速道路を飛ばすのだった。


で、車中の携帯電話には、妻から、子どもから、愛人から、仕事上の部下に上司にとさまざまな着信が入ってくる。

明日の大事なコンクリートの基礎工事の手順から、妻への弁明から、愛人への慰めから、その全てに誠実に応じようとするアイヴァン。

そのアイヴァンの姿勢はこの言葉に集約されている。


「事態を受け入れて正しい方向へ導くべく努力する」


なるほど。

で、努力するのだが、妻には離婚を申し渡され、上司には解雇を告げられ・・・。

そんなアイヴァンに救いは訪れるのだろうか・・・。


画面に登場してくるのはトム・ハーディー1人だけ。

他の登場人物は声のみで、つまり彼の1人芝居が延々と続く。

それだけなのに、


見入ってしまった!

トム・ハーディーの落ち着いたしゃべり方や鼻をかんだり電話に出る動きなど、細部までアイヴァン・ロックなる堅実な人物を的確に演じていると思う。


そして脚本。

家族が、仕事が、愛人の出産がどうなっていくのか実に気になる展開。

ドキドキハラハラ、これはまさしくサスペンスじゃないか?

命に関わることでなくともサスペンスになるんだなと気付いた映画だった。


え? 


ということはパッケージは間違っていない!

ごめんなさい。

面白かったです。


真夏の方程式 DVDスタンダード・エディション/ポニーキャニオン



¥4,104

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随分前に録画しておいたものを整理ついでに。

あまり期待はしてなかったのだが、引き込まれてしまった。
湯川の変人っぷりは毎度のことだが、今回は少年との交流も描かれる。
常にクールだが、決して「冷血」な人間じゃないという湯川がやっぱり良い。
それを演じる福山雅治もはまり役。

でも、真夏にスリーピースはないよねえ。
見てるこっちが暑苦しくなる。

さて、海底資源調査のアドバイザーとしてシンポジウムにやってきた湯川はある少年と出会う。その少年が宿泊する旅館に泊まることになるのだが、その旅館を経営する夫婦とその娘にはある秘密があり、その秘密を探りに来たらしき刑事がその旅館近くの海岸で死亡するという事件が起こるのだが…。

この映画に引き込まれたのは映像の美しさと俳優陣の素晴らしさ。
架空の海だろうが何だろうが、とても美しい。
海辺や海中の映像からはキラキラとした夏の眩しさが伝わってくる。
それは少年の夏休みのワクワク感にもイメージが重なる。

夏休みって、キラキラワクワクしてたよなあ・・・。

そこからの悲しい事件。

今度は芸達者たちの演技が光る。
秘密を抱えた母娘。
その秘密を知っていながら知らない振りを貫き通した父親。

娘役の杏は涙どころかよだれや鼻水まで流し、ぐじゃぐじゃの泣き顔を見せる。
父親役の前田吟は、捕まってなお(血の繋がっていない)娘を守るために知らない振りをする。全てを知っていて、それでも娘を守ろうという覚悟を表現した、達観した穏やな表情が素晴らしい。

良い日本映画を見た。
良かった。削除しなくて。

博士と彼女のセオリー [Blu-ray]/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
¥2,037
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アカデミー賞主演男優賞受賞。

エディ・レッドメインの演技が絶賛されていたので。


何となく「ビューティフルマインド」を連想させる映画。


天才の男+病気+妻=アカデミー賞好み ってことだろう。


スティーヴン・ホーキング博士の半生を描いた映画。

原題は「THE THEORY OF EVERYTHING」なので、「万物理論」。

宇宙を含めた全ての自然現象を一つの公式で示そうというものが「万物理論」。

ホーキング博士が実際に研究している理論らしい。


しかし、

邦題で「万物理論」にしてもなあ、ということで「博士と彼女のセオリー」になったんだろう。

これはこれでいいんじゃないかな。

「万物理論」の話じゃないんだし、博士と、その多くの時間を支えた妻の「全て」という意味なんだろうから。


ホーキング博士といえば、ALS(筋萎縮性側索硬化症)のために車椅子に乗り、言葉もディスプレイで表す宇宙物理学博士ということしか知らなかった。

その、ホーキング博士の大学時代、妻ジェーン・ワイルドとの出会いと病気の進行、妻との別れまでをドラマ化。


大学時代から飛びぬけた才能で、一躍物理学界で頭角を現すスティーヴン。

しかし、同時にALSも発症し、体が不自由になっていく。

そんな彼の全てを受け入れる固い意志で結婚するジェーン。

2人は様々な困難に二人三脚で立ち向かっていくのだが・・・。


おとぎ話ならば最後まで2人は寄り添いました、という美談で終わりたいところだが、物理学やALSなどの要素はあるにせよ、あくまでこの物語は男と女の物語。


出来心や嫉妬心、気持ちが揺らぐことも、離れていくことだって当然ある。


30年近くスティーヴンを支え続けてきたジェーンを誰が責めることができるだろう。

スティーヴンにとってジェーンは大きな存在。

だからこそ、別れる時に涙したし、また、許しもした。

宇宙の全てを統一して理論化しようとするほどの知能であっても、愛という目に見えない存在に揺れ動かされるんだなあ。

なるほど、愛は公式化できない・・・と。


男って何とも哀しい生き物だこと。


エディ・レッドメインの演技は素晴らしい。

まったく違和感ない!

素晴らしい観察力と再現力。


グラスホッパー (角川文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥637
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映画化されたので。


非合法組織に妻を殺され、復讐のためにその組織に潜入した元教師、鈴木。

妻を轢き殺した張本人の男が、謎の殺し屋“押し屋”に殺され、その男を追いかけ、男の家にまで行くのだが・・・。

一方で、饒舌だが凄腕ナイフ使いの“蝉”と見つめるだけで人を自殺させる、自殺屋“鯨”。

この3人のパートで構成された物語が疾走し、交錯する。


ややこしいトリックがあるわけでもないので、ミステリとは呼べないが、伏線は冒頭から張り巡らされていて、最後にすべて繋がるテクニックはさすがだ。

蝉や鯨だけでなく、押し屋も不気味。

異常な落ち着きとすべてを見透かすような眼。

そして、同じ種であるはずのバッタも密集して生息していると変異する個体が出てくるという、意味ありげなバッタの話。

自分の異常さを押し隠してしまえるだけの自制心を持つ、普通にしか見えない人間。

そんな人が一番危険だということ。


気を付けよう。


悪人ばっかり登場するが、唯一の凡人ともいえる鈴木の存在感も埋没していない。

妻の復讐のためにヤバイ組織に潜入するほどの意思の強さが、周囲の異常さの中で清々しく際立っている。


最後は爽やかに終わるところも良い。ジェフリー・ディーヴァーも、最後は観客をジェットコースターから下し、安心させることが肝要だと言っていたし。


まさに映画向きの本。


鈴木の妻の言葉が心に残る。

「『やるしかないじゃない』君の言う通り」


フューリー [DVD]/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
¥1,523
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ブラッド・ピット製作・主演。


戦車の映画。


時期は1945年、第二次大戦末期頃。

アメリカ軍のドイツ侵攻作戦における、1台のシャーマン戦車に乗り込む5人の兵士たちを描いた戦争ドラマ。

"ウォーダディー"ことコリアー曹長が指揮するシャーマン戦車の名前が"フューリー"。

数々の戦いを生き延びてきた"フューリー"の乗組員たちに新兵がやってくる。

こいつが主人公ノーマン。


あの女性との出会い。

つかの間のロマンスと死。

人生で最も輝ける大事な青春の一時期を戦争に費やさなくてはならない現実を突きつけられる。

色々あって、一人前になっていくノーマン。


ドイツ軍の大軍を食い止めるために、十字路で待ち伏せすると宣言するコリアー。

どう考えても負け戦だが、クルーも最終的には賛成する。

そして、最後の戦いが始まる。




アメリカ軍戦車シャーマン VS ドイツの誇るティーガーⅠ


など、何と言っても見所は戦車。



しかしまあ、ティーガーの強いこと!

シャーマンの砲弾跳ね返してますから!

どうやらこれは本当らしい。

見た目からして、シャーマンの丸っこい車体よりティーガーのスクエアなシルエットのほうが強そうに見えるし。

シャーマン戦車見てると、小さいポッチャリ型の力士に見えてくる。

つまり、カワイイのだ。


そのポッチャリ"フューリー"の奮闘ぶりをハラハラしながら応援する。

それがこの映画の本当の楽しみ方。


戦車好きにはたまらないんだろうな。

逆に戦車に萌えない人にはどうってところのない映画なんだろうが。


それにしても、

シャイア・ラブーフはやさぐれたなぁ…。