先週、アンサンブルの練習に行った時に、1か月半後の演奏会で担当する曲を決めました。
私は、「青い山脈」と、「見上げてごらん夜の星を」の2曲に決まりました。
曲を覚えるために、運転中に聞こうと思い、ネットで探して、スマホにダウンロードしました。
「見上げて~」の方を探したら、カバーしている方が大勢いたので、ビックリしました。
私が今までやった曲で、こんなにたくさんカバーされている曲は、初めてです。
ネットで、なぜこんなに多いのか、調べてみたら、
「明確な理由はないが、好まれるメロディ」だそうでした。
更に、「坂本九」の「九」って変わった名前だな、と思い、調べてみました。
ら、9番目の子だったそうです!
昔の人は、子供が本当に多いですね!
本名の読み方は「ひさし」だそうですが。
そして、彼についてウィキペディアで調べたら、
川崎の物流業者の社長の息子。
音楽一家で、彼はギターと歌が上手かった。
初期のドリフで4ヵ月間、バンド活動をしていた。
43歳で、飛行機事故で亡くなった。
更に、その飛行機事故について調べたら、ウィキペディアに、詳しく載っていました。
飛行機に不具合が出てから、約30分後に墜落するまでの経緯が、1分ごとに、詳しく書かれていました。
事故当時、私は高校生で、ショックでしたが、最近はすっかり忘れていました。
私は改めてそれを読みながら、
「操縦士さん、乗務員さん、お客さん達は、どんなにか怖かっただろう」
「事故後のご家族、関係者の方々のショックも、どんなだったか」
などなど、ガッツリ感情を持って行かれ、なかなか復活することが出来ない状態になってしまいました。
私は、「こんな恐ろしいことを考えながら弾くのは嫌だ」と思いましたが、
この曲の歌詞の「夜の星を見上げて、ささやかな幸せを祈ってる」とか、
他の名曲の「上を向いて歩こう」が、残された人たちへの励ましなのかな、と思いました。
折を見て、また改めて、ご冥福を祈って、気持ちの整理をしてから、演奏したいです。