市ヶ谷での仕事が午後7時半に終わり、とりたてて事務所へ
帰ることもなかったので、夕食がてら旧日テレ前の小料理屋へ
行きました。
そこは私の顧問先だったお店で、手広く業務拡大を続け、
木更津に1,000坪のアミュージメントを手がけ、六本木にも
お店を出し、元吉兆の板長に店を任せるほどでした。
しかし、いろいろあって5年前に倒産してしまいました(T_T)
市ヶ谷のお店も人手に渡ったのですが、社長の職人としての
仁徳のおかげで、市ヶ谷の自分のものであったお店の板長
として迎えられ、お店の看板も従来通りで再出発しました。
(自分がオーナーだったお店の板長として働くのはとても辛かった
と思います)
それから1、2度お店へ顔を出したこともありましたが、私も仕事が
忙しくなり足を運ぶこともなくなりましたが、気にはなっていました。
昨夜は思いがけず市ヶ谷でフリーになったこともあり、ふとお店へ
行きたくなりました。
看板はそのまま。
そっと暖簾をくぐり、調理場へ目をやると、社長はいません。
「やはり、あれから店を辞められたか・・・」
とカウンターへ座ろうとしたとき、名前を呼ばれ振り替えると
当時の従業員の男性がいました。
当時の従業員が私の名前を覚えていたことに驚きました。
当の社長は1階のお店にいるとのこと。
「1階のお店って・・・どういうこと?」と聞くと、先月に2店目を
オープンしたばかりで、そちらの板場にいるという。
とにかく詳しいことは1階のお店へ行ってからと思い、中に入ると
なつかしい顔が・・・
板場に面したカウンターでおいしい日本料理のコースを食べながら
懐かしい話や、この5年間の話をしました。
板長として迎えられた元自分のお店で頑張って、店を再び買い取り
先月2店目を出したとのこと。
自己破産して、再起したその精神力には脱帽です。
また倒産して多くの方々に迷惑をかけても、料理人としての腕を見込まれ、
社長から離れて行く人はいなかったとのこと。
仁徳です。
いや~ 本当に昨夜は楽しかった!
ちなみに社長は、誰でも知っている超有名芸能人の○○○○○○○の
弟さんです。
【今日の万葉集】
かすがの あさぢ うへ おも あそ けふ ひ わす
春日野の 浅茅が上に 思ふどち 遊ぶ今日の日 忘らえめやも
作者不詳
<一首の意>