ストゥパー信仰から始まって、仏教の信仰という移行はどのように展開して
いったか。
古い時代(マウリヤ王朝、シュウンガ王朝)では、何らかのシンボルに
よって仏さまのましまするとことを示していて、釈尊が悟りひらいたという
ブッタガヤーにある菩提樹あるいはそれを表現したものを昔から拝んでいました。
それとならんで、いろいろの象徴を拝みました。
たとえば、仏足石で、仏も足跡を足の上に表現しているもの。そして、ここに
仏さまがましますと思って、心をこめて拝む。
この考えが南アジアあるいは中央アジアから日本まで及び、薬師寺の仏足石と
なって広がりました。
古い時代はだいたいこんな様式でしたが、西暦紀元後になって、仏を単に頭の中で
考えているだけでなく、具体的な形にしたいという気運が人々の間に起こってきました。
-さらに つづくー
【今日の万葉集】
いまさら なに おも こころ きみ より
今更に 何をか思はむ うちなびき 心は君に 寄りにしものを
安倍女郎
<一首の意>
いまさらに何を思うことなどありましょうか
うちなびいて わたしの心はあなたに寄り添ってしまったのですもの
※ さらさらと美しい音の響きですね。意味も素敵です。
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