今日はサントリー美術館で開催されている「国宝 三井寺展」を見てきました('-^*)/

あまり大きな声では言えないのですが、わたくしチョット仏像に興味があります。


昨年の秋には友人(男性です♪)と奈良へ行き、東大寺、興福寺、新薬師寺、薬師寺、法隆寺と仏像三昧の旅でした。


で、今回は天台宗総本山である「三井寺」の仏像を見に行きました。三井寺は正式には「円城寺」といい延暦寺の別院で第5代座主 円珍に賜ったとのこと。円珍は最澄がなしえなかった密教の奥義を完成させた人です。


展示会の解説を見ながら、「あァ 最澄は唐に渡り日本に密教を紹介しながら本当は本格的に勉強しておらず、あとから唐から帰国し本格的に就学した空海にへこまされ、イジメられるんだよなァ。最澄のあと円珍が天台宗の密教を完成させたんだ」などと感慨にふけっていました。


このことは司馬遼太郎の「空海の風景」という本に書いていました。最澄と空海は同じ時期に唐へ渡るのですが、天皇の庇護を受けたエリート最長と自費でコネを頼りになんとか唐へ渡る空海。二人の対比が面白かったです。


最澄は比叡山延暦寺を開きましたが、円珍の死後円珍門流と慈覚大師円仁門流の対立で円珍門流が延暦寺を下り三井寺に入り天台宗は二分されました。

円珍門流 三井寺を「寺門」。円仁門流 延暦寺を「山門」と呼びます。


仏像は重要文化財の「千手観音立像」(台座から蓮肉まで一材から彫出する一本造り)、「不動明王坐像」(両手までサクラの一材から掘り出されている)が良かったですね。


【今日の万葉集】

しるし   もの おも      ひとつき   よご  さけ   のぶ

験なき 物を思はずは 一坏の 濁れる酒を 飲むべくあるらし

                                大伴旅人

<一首の意>

つまらぬ事にくよくよせずに、一杯のドブロクでも飲め。


わかりやすくていいですね。大伴旅人は酒の歌も多いのでボチボチご紹介します。


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