ご飯を食べるとき、日本では「いただきます」と言うと思います。

そのいただきますとは、生命を全て頂きますという意味です。


昔から食べ物が少なかった日本は、捨てるところ無く、食べ物全てを食べてきました。


魚なら、頭や内臓も、野菜なら葉、皮、根も捨てず、1つの物を丸ごと食べてきました。

これを一物全体食といいます。


しかし、スーパーに行くと魚は頭や内臓が取り除かれ、野菜も葉や根が切り落とされて売られているのが

ほとんどです。


飽食の時代になり、いかに美味しいところだけを食べているか・・・


生命ある食べ物は、栄養バランスが整っています。

そして、生命あるものは生命の糧となるのです。


偏食しているとエネルギーが出来ません。


「いただきます」の意味をもう一度よく考えながら食事をしなくてはいけないなと思わされる今日この頃です。