ずいぶん間が空いてしまい申し訳ございません。新作「V8」製作記事の続きです。
また用事が嵩んで作業が遅延気味ですが、しばらくワックス原型のレジン置換などに取り掛かっていました。
折れ易く柔らかいワックス原型を強度のあるレジンに置き換えて作業性を高めます。
ワックス原型を複製用に分割し、シリコーンによる型取りに備えます。原型はラッカークリアーでコートして表面保護しました。
一般的にワックス原型は切り裂き型で複製するのですが、切り裂き型苦手なので普通に粘土埋め。ワックスが折れないように通常素材より慎重に作業しました。
常圧でシリコーン流して型取り。ワックス原型という特殊な素材ですが、普通に型取り出来ました。しかし型取りに結構時間かかってしまった。
脱泡機所有してないので常圧でレジンを流して複製。柔らかめの粘土を使った型は粘土が残ってしまいバリ多め。
パーツの湯口、バリを処理してある程度形状出し。ここから最終原型に向けてブラッシュアップして行きます。
光硬化パテなどを用いて修正作業。エッジ出し、凹部埋めなどを行って行きました。
分割面にアルミ軸を入れて組んでみました。左脚は根本で切断して角度変更。
分割面をパテで補強したり。
各部修正しつつポージングも再検討。脚の角度変更により以前よりバランスが良くなったか。
最近はこんな感じで作業していました。
ようやく2次原型に入れましたが、まだ完成まで時間掛かりそう。ワンフェスのスケジュールが気になりますが、とりあえず手を動かしたいと思います。
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