また間が空いてしまいました。08スピンドル、ワンフェス後ちまちま塗りを直しています。とりあえず、最初から塗装解説したいと思います。
業者さんから届いたキット。毎回RCベルグさんにお願いしております。
パーツをチェックしたり、ひとしきりニヤニヤしたあと、パーツの整形に取り掛かります。
不要な湯口をカット。胸部分にわかりにくいゲートがあったので注意。
仮組みして確認。合いが悪い箇所はドライヤーで暖めてパーツの合いを治します。下ごしらえ下ごしらえ。しかし今回パーツが多いせいか整形に思ったより時間取られた。ワンフェス前にスケジュールが狂うことに。
クレンザーを付けた歯ブラシでこすって離型剤を落とします。ザルにあげてドライヤーを遠めに当てて乾燥。平らなザルはなかなか便利。
メカ部分にはグレーサフ(造形村)、肌、体などはホワイトサフ(タミヤ)を吹き、残っていたパーティングライン、気泡などを確認、修正します。
一応事前にイラストにザッと色を乗せて確認。おおまかなイメージは掴んだが、細部は現物合わせで決めて行くことに。
全体のバランスを見たいので、先に体から塗装。いつも通り基本塗装はラッカー系ホワイト、ブラック、イエロー、マゼンダ、シアンの基本色で行います。創作キャラの場合、色を探りながら塗装をするので基本色だけの方が具合がいいのです。
ホワイト42%ブラック8%マゼンダ35%イエロー15%でサーモンピンクを作り、エアブラシで吹きます。
マゼンダ70%ブラック25%シアン5%で透明度の高い色を作り、下地の色を生かしながらシャドウをを吹きます。不透明塗装と透明塗装のハイブリッドです。
今回「赤」のイメージがあったので、イメージに伴う色を模索したのですが、ドクターペッパーの缶やマーク・ロスコの抽象画を参考にしました。
仮組みして確認。シャドウが弱かったのでさらに吹き込みました。少し異次元感が欲しかったのでMr.クリスタルカラー、クリスタルレッドをほんのり上掛け。
髪はホワイト40%ブラック10%イエロー30%マゼンダ20%で下地を作り、やはりマゼンダ65%シアン5%ブラック30%の透明色でシャドウ吹き。体の色とバランスが合うように微調整します。
ふう、今回はこの辺で。次は肌の塗装などを解説します。よろしくお願いしますー。