塗装解説の続きです。
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後で焦らないためと全体のバランスを見るため、この段階から目を描き始めます。シャーペンであたりを入れ様子見。

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衣装の色を調色します。今回のグリゼルダは「黒」のイメージがあるのと、05キルタの姉という設定からキルタに準じた色にしました。
Mr.カラーセミグロスブラックにガイアカラー純色マゼンダを少量混ぜた赤っぽい黒を作り、シャドウ色とします。完全な無彩色にしてしまうと無機質になってしまうので、黒基調であっても有彩色を入れます。この色を肌同様に薄く、水彩的に塗り重ねて行きます。
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グレーサフの下地にエアブラシでシャドウを入れていきます。塗料の濃度などは肌の時と同様。
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「黒」は光学的な隠蔽力は高いのですが、物理的な隠蔽力は低いので(つまり結構透ける)「水彩塗り」に対応します。
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トップにガイアカラー純色シアンを薄めた色を吹き付けます。「水彩塗り」だとシャドウを先に塗っても問題ありません。
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トップにシアン、シャドウにマゼンダが置かれることによりシアン→ブルー→バイオレット→マゼンダと色調の流れが発生します。かなり幅の広い色の階調ですが、黒基調の場合はこれくらいやってもいいかなと。
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シャドウは一旦真下から吹いて全体に色を置いた後、細かい箇所に吹くと組み立て易いです。戦車模型におけるモジュレーション塗装に近いというか、エッジや細部、パネルラインにだけに影を入れず、大きな面に影を入れ構成していく感じでしょうか。
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仮組みして色調を確認。スミ入れなどがあるのでこの段階ではまだ薄めにしておきます。先に大まかな全体のコントラストを決めて、進行しやすくしました。

ではまたー(・ω・)ノ