なおりかけのRadio!! -76ページ目

坂の上の雲

増税。


いやな響きですが、どうやら世間は増税やむなし、

という雰囲気になってきました。


時限措置で消費税3%UP。


などの案が考えられているようですが、

年間2.5兆円の増税で足りるのか?という感じです。


もっとも現実的な案としては

一時国債を発行して、長い年月をかけて税金で

返済していく。


ということになるでしょうか。


もともと消費税の増税分は、社会保障費に充当するともりで

検討されていたものなので、復興に充当される消費税は

私たちの暮らしを楽にするものではありません。


率直に言えば


今後、ほとんどの日本人の暮らしは苦しくなるわけです。


報道では、まだまだ復興が進まない被災地や、

信用していいのか分からない発表を続ける東電など


悲観的になってしまう話題ばかりです。



司馬遼太郎の「坂の上の雲」という作品があります。


原作のファンの方も多いですし、NHKのドラマにもなってますので

ご存じの方も多いでしょう。


司馬先生は、この作品を「偉大なる楽天家たちの物語」

と言っています。


そしてまた「日本という国家の青春を書いた」

とも言っています。


当時、農業や漁業しか主だった産業がない日本が

欧米列強と肩を並べるべく突き進んだ時代。


まともに考えれば、そんなことは不可能だと思って当たり前な中


できるはずだと信じて、ただ坂の上の雲を目指して進んだ時代。



この未曽有の大震災に直面した私たちは


様々な悲観的な雑音に耳を貸すことなく


「必ず復活するさ」という楽天的な意思を持って


坂の上にある「復興、そして最盛」を目指して行かなくてはいけない。


そう思います。


そして、たいてい青春時代というものは、貧乏なものです。


再び今、日本という国家の青春時代がきたのだとしたら


増税もやむを得ない、とも思います。


私は増税には反対ですが(あくまでも経済発展による自然増収を狙うべき)


もし、私たちに増税という日本国の再びの青春時代の貧乏を強いるのだとしたら



その坂の上にある「未来」を明確に示すことをしてほしい。


今の政府にそんなことを希望することは無駄なのかも知れませんが



そう願ってやみません。