なおりかけのRadio!! -5ページ目

日本シリーズ(中日目線)

○落合野球の残したもの

全国的にみれば、昨日終了した日本シリーズの関心は低いと思います。名古屋と福岡の地方都市球団の対決より、巨人のお家騒動のほうがおそらく注目されているでしょう。(私は球界にとってそれはいかがなものかと思いますが・・・)しかしながら私たち地元民や中日ドラゴンズファンにとってこの8年間の落合野球というものは非常に大きかったのではないだろうかと、私は思います。在任8年間でレギュラーシーズン62949130分、勝率562厘で4度の優勝は堂々たる成績です。確かに、日本シリーズでは2位から勝ち上がった2007年しか勝てませんでしたが、シーズンの最後までファンを楽しませてくれたことは間違いありません。親会社や代表との確執を言われ(実際これだけの成績を残して解任なのだから事実なのでしょう)記者や解説者OBからは「なにも話してくれない」などの不満を言われ、それでも落合が自身の姿勢を貫いたのは、「内部の情報を漏らさない」

「選手に外部の余計な情報を入れない」ということも勝つための落合野球の一つだったからだと私は思います。今季の日本シリーズを見れば、確かに不名誉な記録が並びます。チーム打率155厘、得点9、安打34はすべて7試合シリーズのワーストだそうです。しかしながら、それでも落合は3つ勝っています。全て21で勝利したその3つの勝ち星は、限られた予算、人員を効率的に使い、そして選手の教育も行いながら、「恒常的に優勝できる勝利数を重ねることができるチーム」を作り上げた落合野球の象徴である勝ち星だと思います。まさに、日本版「マネーボール」と言えるでしょう。今後中日が落合野球を踏襲していくかは分かりませんが、落合監督には、是非自身の「日本版マネーボール」の挑戦を続けてほしいと思います。本家「マネーボール」のビリー・ビーンがいまだ挑戦中であるのと同様に。いち、野球ファン、中日ファンとして・・・落合さん、8年間楽しませていただいて本当にありがとうございました。中日を離れても、あなたの挑戦を応援します。本当にお疲れ様でした。