トレドの鋏。
皆さん、お疲れ様です。
雨
ですね。朝出掛けに鋏を使ってはいけないと、幼い頃から亡き母に教えられていたもので、服の釦付け、昨晩の内に済ませました。
裁縫箱の中にずっと入っている、小さな鋏。
今から30年近く前、スペインのトレドで買ってきたものです。
マドリードから70キロ程に位置するトレドは、16世紀で時が止まった街とも、絵に描いたような街とも言われます。
そのトレドの伝統工芸品のひとつである鋏を、旅の記念に買いました。
若くお金もない時でしたから、一番小さい鋏です。
年月を経て模様の塗りも剥げていますが、切れ味は変わりません。
毎日のように使っていて、何故急に意識したのかわかりません。
なんかトレドのニュースでも見たのかなあ?
裁縫箱の中で突然存在を主張する小さな鋏に、時の重さみたいなもの、感じました。
独り言です。
