この外出自粛期間に色々片付けをした。

思い出のある物を処分するときに写真を撮って記念にすると良いと、ネットや書籍で見かけるので、私もそのようにしてみた。

 

 

二十数年前(!)に、リバティプリント生地で作ったティーマット、今ではすっかり使わなくなってしまった。よく見るとシミがあるし、若干くたびれた感じもある。

 

 

何度も何度も洗濯し、長年の使用にもかかわらず、さすがリバティ、プリント自体は今でも美しい。

これは捨てる訳にはいくまい。

 

と、いうわけで、このマットを解体し、「なごみ 2020年4月号」に掲載されていた型紙を使って「へだて」を作ることにした。

1週間前くらいに作成。

 

以下は完全に私の記録である。ブログには検索機能があるので、自分の記録として便利に使っている・・・。

 

本誌には「茶碗に使う場合、300%の拡大コピーが目安です」とあり、色々試みた結果、私の手持ちの茶碗は所謂「旅持ち茶碗」で小ぶりなため、220%と260%で作成した。

 

・・・しかし、この「へだて」、曲線の凹凸が激しく、私はミシンで縫いながら、かつてのフィギュアスケートの種目である「コンパルソリ」という言葉が頭に浮かんだのである。

 

線を外してはならない・・・・ああ、難しい。

 

 

左から、260%、220%、旅持ち茶碗用に購入した嘉門工藝さんのフェルト素材のへだて。

220%にすると、嘉門工藝さんのフェルトへだてとほぼ同じ大きさか。

 

手持ちの茶籠用建水に入れてみたところ、

 

260%は、端が飛び出る感じ。建水と茶碗の緩衝材として使うにはこれか。

 

 

220%は収まってしまい緩衝材としては不適か。

 

 

このお茶碗に入れてみると・・・

 

 

260%ははみ出て、大きい感じである。だら~ん。

 

 

220%は収まりが良い。

 

 

220%を、茶碗と茶碗の間に使うと・・・。

 

 

横から見るとこんな感じ。

 

 

建水と茶碗の間にへだてを入れる写真を撮るのを忘れていた。

まあ、それは又の機会に撮影することにする。

この「へだて」、日常にがんがん使うつもりである。