五島美術館に行ってきた。

 

 

同じ場所で12月2日、1週間前にも撮影しているが、木の様子が随分違う。季節は冬になった。

 

今日は「美の友会月例美術講座」を受講してきた。

 

 

様々な茶会記から、千利休の使った茶道具をたどった。

 

天文6(1537)年から天正(1590)年までの58回の茶会の場所、客、掛物、花生、香炉・香合、茶壺、釜、水指、茶入、茶碗、茶杓、建水、蓋置などの一覧を資料としていただき、それを見つつ、スライドで類似、実物の写真を見ながら講義を聞いた。

 

一覧を見ると、最初は年齢が16歳、最後が67歳。

年齢とともに使用する茶道具が変わっていく。

スライドで写真を見ながらお話を聞くとよく分かる。

 

利休にちなむ楽茶碗については、春、東京国立博物館「茶の湯」展で鑑賞した。東京国立近代美術館でも「茶碗の中の宇宙」にも行った。

 

スライドで「黒楽茶碗 銘 ムキ栗」を見た。

そうそう、「茶の湯」展でも見て、一見奇抜な形だがなぜか安定感があったことを思い出した。

 

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今日は「茶道具取合せ展」初日だった。

 

お庭の茶室ではお茶会が開かれているようで、和服姿の方々が大勢いらっしゃった。

 

素敵な茶器がたくさん展示されており解説を読みつつ鑑賞。

私の好きな「名物裂」も展示されいていた!

 

・名物裂手鑑「切鏡」(渋谷玉恵コレクション)

 

・裂手鑑「名物切鑑」(渋谷玉恵コレクション)

 これは、仕覆を作った裁ち余りをそのままの形を生かしてデザインした名物裂のスクラップブックのようなもの。とてもきれいで見ていて飽きない。(欲しい)

 

・名物裂手鑑(五島美術館)

 

展示室で「名物裂」を見てウットリした後は、お茶会の方々の帯に目がいった・・・・。こちらもウットリ。

 

本展覧会にはこれから様々なギャラリートークがある。「名物裂」、「茶道具を包む裂」などの会もあるので、ぜひ参加したい。

 

この後、お庭を通って(下って)・・・

 

 

二子玉川駅前に行った。お庭を通ると近道なのである。

 

 

駅前の商業施設に入っている書店で次の2冊を購入した。

 

 

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姉である文筆家・千種清美が監修した「伊勢志摩 歳時記カレンダー」が、なんと、Amazonでも購入できるように!

 

 

早速注文した。早く来ないかな~。

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