図書館をふらふらして、本書を発見。

 

表参道を歩いてわかる現代建築   (著)米田明他

 

 

地下鉄表参道駅を下車し、根津美術館に向かう間には、個性的なビルが多いと思う。

そのうち、本書に紹介されているのは、まずは「プラダ ブティック青山店」ビル。

本書にはこのような出だしで書かれている。

 

山の稜線のようなファセットによってカットされた鈍く輝く巨大なクリスタルが、低層ビルのあいだから突然現れてきます

 

私からすると、ガラスの塊のように見えるこのビル、設計はヘルツォーク&ド・ムーロン。

「鳥の巣」の愛称の、北京国家体育場の設計で知られている。

な、なるほどねー。

 

そして、「フロム・ファーストビル」。こちらは私が学生時代からある。本書によると、設計者の山下和正氏はこのビルで1976年の日本建築学会賞を受賞されているとのこと。

 

その直ぐそばにある「コレッツィオーネ」は、1989年竣工の安藤忠雄建築研究所設計による。建てられて30年近くたっているのに、十分モダンな感じ。

 

そして、根津美術館。

 

 

こちらは、隈研吾建築都市設計事務所による設計で有名。

 

本書を読んでいると、隈研吾建築都市設計事務所による設計の建物が多いのに驚く。

私が「行きたいかも・・・」と思ったのは、

「サニーヒルズ・ジャパン」というパイナップルケーキ屋さん。

台湾の「微熱山丘」というパイナップルケーキの日本店とのこと。ほー。

 

「地獄組み」という技法で木材を組んで作られている・・・そうな。

本書に掲載されている写真を見ると、建築というよりオブジェのような感じ。

ぜひ、訪れて、パイナップルケーキを食べてみたい。