アメリカ出張レポートVol.29
一昨日よりホピ居留区内での仕事が多くなりましたのでご紹介できるような
写真が少なくなりました。ホピ族の村では原則的に部外者による撮影
(写真、ビデオ)、録音、スケッチ等が禁止されている為、写真撮影が出来ません。
又、今日までにホピリザベーション(ホピ族居留区)と最寄の町を一日に2~3往復する
ような移動が続いたので気が付けば、レンタカーの走行距離が既に1200マイルを
越え、毎度のように少々運転が飽きるようになってきました。
そんな中でも、ヴィクター・クウチュワイテワ、リッキー・クウチュワイテワ、アルヴィン・テイラー、
ロナルド・ワドスワース、スティーブン・ソクワイマ、マークタワホングヴァ、エディスン・
ワドスワース、スティーブン・J・ビゲイ、デヴィッド・リスターなどの人達と会い、オーダーを
して来ましたが、ホピのアーティスト達は皆口々に、『今日(土曜日)の夜にナイトダンス
があるから、その準備で忙しい。』と話しおり、実際に本日も何人かのアーティストに
会う為に彼らの家を訪ねるとダンスの準備で外出しているので逢う事が出来ませんでした。
ロナルド・ワドスワース家を訪ねた際に、部外者(私)がナイトダンスを観る事が出来るか?
と尋ねた所、彼の村(ションゴポヴィ)は非常に伝統を重んじている村なので規則が
厳しい為、安易にダンス見学する事が出来なく、ロナルドが村のチーフに部外者の見学許可が
下りるかどうか聞いてもらい、はれてOKが出たので今夜夜中の1時から始まるナイトダンスを
見に行く事になりました。本来ならば、これから観るダンスの事をこの場でご紹介したいのですが
ホピの村で見た儀礼、儀式を無闇に人に伝える事は良しとしていない事なので
これも許可が下りるかロナルドに聞いてみるつもりです。なんとか皆様に少しでも
彼らホピ族のダンスがどのようなものかお伝えしたいと思っております。
ジュエリーの入荷状況としては、昨日ヴィクター・クウチュワイテワより昨年10月にオーダーした
ジュエリー類の内、大ぶりのBlue Jayターコイズがセットされたブレスレット1点を受け取りました。
ですが、誠に残念ながら彼の作品をウェッブ上でお見せ出来ないのでご興味のある方は
ヴィクターのページになる注意事項をご確認の上、メールにてお問い合わせ下さい。
そのほか、数人のジュエリーアーティストの仕事風景を撮影した写真をUpしましたので
ご覧になって下さい。