昨日発生した熊本地震の報道に接し、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

報道では、亡くなられた方の数や建物の倒壊、道路の寸断、水や電気などライフラインの状況が伝えられています。しかし、その陰で不安な日々を過ごしている就学前の子どもたちの心の状態も、とても気になっています。

  以前、能登半島地震の被災地を訪問した際、保育園の先生からこんなお話を伺いました。

「家が倒壊し、家族を亡くした子もいます。風の音にもおびえ、トラウマを抱えている子どもたちがいます。」

その言葉は、今でも私の心に深く残っています。

 もちろん今は、被災された皆さんにとって、安心して眠る場所の確保、学校や保育園の再開、生活の立て直しが何より優先される時期です。夏場ということもあり、電気や冷房、建物の安全性など、子どもたちが安心して過ごせる環境が整っていることが大前提です。

 私たちの活動も、その状況を十分に理解し、決して無理に伺うことは考えていません。

もし現地から「子どもたちに笑顔を届けてほしい」という声をいただける時が来たなら、8月の活動休止期間を活用し、「災害復興ボール投げ教室」としてお手伝いしたいと考えています。

 まずは市社会福祉協議会を通じて、被災地の社会福祉協議会へ受け入れの状況を確認し、必要とされる時に、必要とされる形で支援をしたいと思っています。

 災害からの復興は、道路や建物を元に戻すことだけではありません。

子どもたちが安心して笑い、思い切り体を動かし、「楽しかったね」と言える時間を取り戻すことも、大切な復興の一歩ではないでしょうか。

 私たちはこれからも、子どもたちの「心の復興」に寄り添う活動を大切にしていきたいと思います。     あつべえ先生 記