0円ソロキャンプ | ローングブログ(や団ロングサイズ伊藤)

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キャンプ動画を暇さえあれば観てしまう。

暇な時に観るって事はずっと観れてる事になる。。


観てると必要なアイテムが多い事に気付く。

山に行く為の車だったり、火をおこすのに焚き火台や薪、火吹き棒、着火剤になるもの、もっと言うとナイフや斧だったり、虫除けスプレーなど、言い出したらキリが無いのだ。


この様な やろうとするとハードルが高いものは、


売れてからやろう。


と、やり過ごしてきた。


結婚、旅行、車、一戸建て、


売れてからやろう。


先送り先送り… 先送り芸人しんいちの様に全てを先送った。


そして初老になり


売れてからやろう…   


じゃねぇんだよ!この野郎!

長年蓋をして来た感情が噴出する。


イカ臭えんだよ!タコ野郎! この水虫顔デカふぬけ野郎がよぉ! 人様に金借りなきゃ生きて行けねぇようなノロマがよぉ! 20歳の頃金無くなって親の会社に金借りに行っただろ!終わってんだよ! 俺よ! 玉金引き千切ってそれを目の前でハンマーで叩き潰すぞ!


ちょっと自分言い過ぎだよ。


とにかく、

売れるとか売れねぇで決めるからそんなダリィことになんじゃねーか!やりたい事を今やろう。と思い直した。


で この間、急にキャンプがしたくなった。


道具も金も無い。


よし、0円ソロキャンプに行ってやろうじゃないの。


ネットで調べた予約不要かつ無料でキャンプができる、大泉さくら運動公園へバイクで向かった。


現地では何組かの家族が楽しそうにテントを張ったり、新作キャンプ用品の使用感を試してる様な人達が居た。


空いているスペースにドカっと座り、拾った小さな枝木に持参の100円ライターで火を当てた。


10分ほど試行錯誤したが、炙られるだけで火は付かない。


近くの家族が不思議そうな目でこっちを見てくるのを睨み返した。 


弱そうな人にはガンを飛ばし怖そうな人からは視線を逸らした。


ポケットにはサッポロ一番のインスタントラーメンが入っている。


火も起こせないし、水を入れる鍋も無い。


仕方なく乾麺に直接かぶりついた。


バリボリの音に反応した複数の家族がまるで野人を見る様な目でこっちを見た。


咆哮を上げて隣接した森に逃げ帰えれば野人だが、僕は肩をすくめて顔を隠しただけだった。


寝転がり空を見ながら、売れてからやろう。と考えた。