師範学校とは、初等学校教員を養成する学校であり、更に高等師範学校に進めば、中等学校の教員となれた。
高等小学校(現在の中学校相当)を卒業して5年間の教育を受け初等学校の教員となった。または高等女学校(現在の高校相当男子は旧制中学校)卒業して2年間の教育を受け初等学校の教員となった。
この学校は、1907年に設置され翌1908年に本科、予備科が設置されたしかし15年後の1923年9月の関東大震災で校舎が倒壊する、同年11月にはバラックで授業が再開された。ここに珍しいバラックの校舎の写真が残されている。
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↓大正14年学芸会(兵庫県贈与バラック)
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↓昭和2年建設中の新校舎(横浜市中区立野に移転)
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↓昭和2年5月(校舎は4月に完成)
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しかし1945年(昭和20年)5月29日の空襲で焼失する。その後学制改革では、1949年(昭和24年)5月31日:新制横浜国立大学発足して神奈川師範学校は学芸学部の母体として包括された。1951年(昭和26年)3月31日 旧制神奈川師範学校は廃止となる。