タイムカプセル知ってますか?
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「ロンサムさんの部屋、変なものばっかりあるわね。これ何かしら。」
「梅干を漬ける壷かな。テテちゃんこれ何」

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「何でしょうか、これヒント。」
「それは太陽の塔だから???昔の万国博に関係の有るものかしら。」

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「中に建物の模型があって、松下館てかいてあるわ。分かった、これタイムカプセルね。」
「正解!」

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「なんだここもあくんだ。」
「あれっ!下に何かあるみたいよ!」

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「あっ!宝箱もしやお宝が入ってる!」
「煙が出て、みんなおばあちゃんになってしまうとか。あけてみましょう。」

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「箱の中に、また箱が」
「なんやら、本が入っているわ。」

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「こ、こ、これは、会社の朝礼で、よく引用される・・・」
「松下幸之助著、道をひらく」

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「座右の書、松下幸之助著、道をひらくのドールサイズ版よ、本物のタイムカプセルは、当時の雑誌や生活雑貨2098点が入っていて、大阪城公園に埋められて、6970年に開封されることになっているのよ。残念ながらリカちゃんは、入れられなかったの。」
「入れ忘れたのかしら、これでは人形の文化が後世に伝わらないわね。」
「大丈夫よ、6970年になってもきっと、リカちゃんとブライスはまだ生産されているから。」