もうすぐお盆なので、落雁を作りました。落雁は地方によっては、「はくせんこう(白雪糕)」または「もしこ」といいます。それぞれ少しずつ違うものという説も有りますが、おおむね同じようなものと考えて間違いありません。
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材料は上白糖、片栗粉、寒梅粉、水飴です。作り方は簡単なのですが、木型が必要になります。

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着色した生地を木型に押し込み、余分を取り去ります。

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菊を作るときは芯のところに黄色く着色した生地を先に押し付けて、それから周りの生地を入れていきます。

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型は、たいてい2段式になっていて、まず4方を麺棒か、すりこ木でたたき1段はずします。それから同様にたたくと型から外れます。

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もっといろんな型があったら面白いんですが、なかなか入手できません。

落雁 6個分
上白糖    250g
片栗粉     35g
寒梅粉     90g
水あめ     15g
熱湯      15g
色素      適量

水あめは熱湯で溶かしておく。
上白糖をボールに篩い、熱湯で溶かした水あめを少しずつ加えよくもみ
全体を均一にする
手で握って固まるくらいまで、容れる。(残る場合も有ります。特に色素を使う場合は
少しパサパサくらいにしておくと色素を入れてちょうど良いくらいになります。)
片栗粉を篩いいれ、同様によくもみ全体を均一にする。
寒梅粉を篩いいれ、同様によくもみ全体を均一にする。
着色する場合は、色素(粉末のものを使用する場合は、水で溶かして使う)を
一部の生地にいれよくもみ、混ざったら、残りの生地をいれよくもみ混ぜる。