28日、原田真二のライブを観てきた。
品川のキリスト教会。
キャパは500人ってとこかな。
企画したアルフィーの坂崎幸之助が登場。
例のヘラヘラした態度でひとしきり企画説明した後、
原田真二のライブが始まったわけだが、
原田真二…子どもみたいな顔した50過ぎのオッサンが、
ギターを手に歌い始めた。
ギターはヘタ…だが、本人はギターを弾いて歌いたいんだろう。
編成は原田(ギター&ピアノ)とパーカッション。BASSはなし。
会場が教会だから音が廻っちゃってあまり聞き心地が良くない。
特に低音がパーカッションに消されちゃって、
ピアノ自体は物凄く巧いんだが、
アンサンブルとしてバランスが良くない。
何であんな編成でライブをやってんだろうと訝しく思ったな。
で、坂崎の乱入などがあり、
原田真二自らが鼓笛隊みたいに小太鼓を腹に抱えて登場し、
ドヤ顔で太鼓を叩き始めた時は唖然とした。
彼はピアノやギターより太鼓が叩きたかったんだな…と分かって、
だから派手なパーカッションと組んでいたんだと思ったな。
かなり手前味噌というか自己中なライブだったぞ。
懐かしいヒット曲は良かったがそれ以上のものではなかった。
後で連れの友人と「なぜBASSを入れないのか」という議論になったが、
つまりは「原田は自分のやりたいようにやったのだ」という結論に至った。
下手くそなギターも「弾きたかった」から。
小学生の鼓笛隊も「叩きたかった」から。
BASSを入れなかったのも、
自分が弾くピアノの左手を「邪魔されたくなかった」から。
…だが、そうした原田の思惑が、
果たして聴き手を満足させたかどうかは微妙だ。
少なくとも俺には、会場の音響設備の悪さもあって、
BASSの奴がバイトで参加できないバンド練習を聴いているみたいだった。
非常に、非常にビミョウ…なライブだった。
自分のやりたいことをやるのか、
聴き手の立場を踏まえてやるのか…。
ミュージシャンにとって永遠の課題だ。
盲目的、熱狂的女性ファンがついている原田真二ならば、
好き勝手なことをしても「シンジ!」と歓声を上げてもらえるが、
他の奴があれをしたら「やめちまえ!」とヤジが飛ぶだろう。
ライブが終わった後、同行したアルフィー好きの友人に、
お前が坂崎好きなのは十分理解しているから、
これからは素直にアルフィーのコンサートに行ってくれんか?…と懇願したら、
アルフィーのチケットなんて取れんがや…ときた。
アルフィーっていまだにチケットが取れんほど人気があるのか?