NHK朝ドラ「純と愛」。

第1回を観て、

駄目だこりゃ…と思っちまって以来、

今まで見ていなかったが、

今朝、台所で飯を作りながら、

爺さんが見ているのをうっかり観ちまった。


やっぱり「駄目だこりゃ」だった。

全く受けつけない。「なんじゃこりゃ」である。

深夜にやってる民放ドラマみたいじゃないか。


演出が「奇をてらってやる」みたいに意図的で、実に下品だ。

「これが分からない奴は駄目だ」みたいな感じで視聴者を舐めている。

いや、俺はそもそもTVドラマなんて観ないから、

どんなドラマをやろうが知ったこっちゃないんだが、

こんなドラマをNHKから押し付けられている爺婆が気の毒だよ。


事実、うちの爺さんも、

今回の「純と愛」は「ちっとも面白くねえ」と言っているし、

習慣だからとりあえずTVはついているが、

爺さんはろくに画面も見ず、黙々と朝飯を食っていたな。

同じような風景が日本中にあるんだろうと思う。


大阪放送局は、

「ちりとてちん」や「カーネーション」みたいに、

純粋に関西ノリのドラマを作っていればいいのに、

なぜ東京や関東を変に意識するんだろう?

「東京が作ってきた朝ドラを変えてやる」みたいな、

変な気負いが感じられて物凄くダサい。

こんなダセえドラマに変えられたら、

いずれ朝ドラなんて誰も見なくなるんじゃねえかな?

もうニュースが終わったらすぐイノっちでいいんじゃねえか?


壊すなんてことは簡単なんだよ。

創り上げてきたものを、

常に新鮮なまま継続させていくことは実に難しい。

その能力がない奴に限って「壊す」などとほざいて見せて、

虚勢を張っているのさ。

今までのスタンダードを壊した後に、

それがスタンダードとなり得るかどうかが、

制作者の評価なんだよ。

次の朝ドラで、今までの朝ドラに戻ったとしたら、

「純と愛」の制作者は、

ガキの我儘レベルでドラマを作っていたってことだよな。


とにかく主役の女優が憎たらしくて本当にイライラしてくる。

だがそれは脚本家や演出家がそうさせているからであって、

女優が悪いわけではないから、

これ以上彼女を勝手に憎たらしく思うのも気が引けるんで、

二度と「純と愛」は観ないようにしよう。

主役の女優はこれにめげず、

サクサクと「純と愛」を終わらせたら、

以後気持を入れ替えて頑張ってほしいもんだね。