バイオリンベース。
The Beatlesのポール・マッカートニーの愛器として有名であり、
Beatles好きのベーシストならばぜひ欲しいBASSだな。
俺もBeatlesが好きだから当然1本欲しいわけだが、
本物のドイツ製ヘフナーベースは30万円以上するから手が出ない。
よってヘフナーがインドネシアで作っている廉価バージョンか、
有名無名各社が発売しているコピーモデルが選択肢となる。
だが、貧乏だから本物が買えないことを僻んではいない。
ホーナーのドイツ製なるメロディオンで大失敗している俺は、
ドイツ製の神話を一切信用していないから、
高価なドイツ製だからといって良い楽器だとは思わん。
そもそもヘフナーのバイオリンベースを選択した大きな理由は、
フェンダーのBASSと比較してヘフナーが安価であったからであり、
もしもBeatlesが2012年にデビューしたとするならば、
ポールは30万円の本物には目もくれず、
インドネシア製の廉価モデルか、
他社のコピーモデルを手にした可能性が高い。
そういった理由から俺は、
大金を叩いてヘフナーの本物を買う行為は、
ポールに対するリスペクトではなく
むしろポールの哲学に反する意味のない行為であって、
つまりは金持の自己満足の世界に過ぎないのでは…と思うのである。
Beatles好きの貧乏で若い連中は、
本物ではなく安い偽物を選び、
とにかく弾いて弾いて弾き倒すのが姿勢として正しいと思う。
いや、何より30万円出せるならば、
他にいくらでも使えるBASSを選べるだろうよ。
俺にとってバイオリンベースの魅力は、
ポールマッカートニーの愛器であることよりも、
ショートスケールであることと、軽量であることに、
おじさんは大きな魅力を感じるのだよ。
で、俺が買うとしたら当然廉価版か他社のコピーモデルとなるが、
ひとつ気になるのはバイオリンベースのペグだ。
バイオリンベースのペグは本物も含めチャチで心もとない。
使っていてまずイカれるのはペグだろうと想像する。
トーカイのようにBASS用のペグを使っているコピーモデルならば、
ペグの強度やチューニングに不安はなさそうだが、
今度はネックが重くなって軽いボディとバランスが取れない可能性がある。
こればかりは実際に実物を抱いて弾いてみないと分からんから、
とても通販では買えないな。
ただ、単にポールの愛器という視点でBASSを選ぶならば、
俺はリッケンバッカーベースを買いたいな。
重くて肩がこるけれど、
やっぱりあの独特のアタック音が好きだ。
ポールはBeatles後期からリッケンベースを使い始めたと思うが、
Let it beでもバイオリンベースを使っているところを見ると、
どいつもこいつも完全にやる気を失って、
録音するのに時間ばかり掛かっていた後期のスタジオで、
ポールもリッケンを抱いたままグダグダしていると、
重くて肩がこって仕方がないから、
軽いバイオリンベースを使っていたのではないかと、
俺は勝手に想像している。
もし3万円台の激安価格帯で、
リッケンベースのコピーモデルが売っていたら、
俺は即買ってしまうかもしれないが、
唯一のコピーモデルは仕上げが悪い上に6万もしやがる。
そもそも中国製に6万出す奴は馬鹿ってもんだろうよ
これだけ激安楽器が流行っているご時世なのに、
どうしてリッケンベースのコピーモデルをもっと作らんのだろうか?
Deep Purpleのコピーをしてる奴だってまだいるだろうし、
ロックに限らずチョッパーだっていけるBASSなのにな。
