BASSを始めて2週間くらいたつか…。

随分左指が開くようになってきた。

陶芸のろくろもそうだが、

いきなり出来るもんじゃなくて、

毎日僅かの時間でも触れることが大切だよな。

昨日弾けなったベースラインが、

今日は何とかたどたどしく弾けて、

明日はゆっくりだがスムーズに弾ける…みたいに、

薄い皮を1枚1枚めくるような感じで進歩すればいいんじゃねえかな。


左指に比べて、

弦を弾く右指の進歩が遅い。

人差し指と中指を交互にパタパタさせて弦を弾くんだが、

違う弦を弾いちまったり、交互に弾けなかったりと、

中々悩ましい。


そんな中でBeach boysの昔のライブをYoutubeで観ていたら、

ブライアン・ウイルソンが親指でポンポンと弾いていたのを見て、

ああいう弾き方もありなんだなと思った。

真似してみたが確かに2本指で弾くより楽だ。

だが、弾いている奴がブライアン・ウイルソンだから、

そもそもお前BASSなんて弾きたくないだろう?…みたいな感じで、

ベーシストとしてのやる気が全く感じられない。


何かダセ~なぁ…などと思いつついろいろ調べていたら、

親指弾きってドリフのいかりや長介もやってて、

親指弾きは別名「いかりや弾き」と呼ぶらしい。


俺の世代にとって「いかりや」は最も有名なベーシストである。

The Beatlesのポール・マッカートニーがベースを弾く前に、

「いかりや」は堂々とベースを弾いてみせたのだから、

「いかりや弾き」は決して馬鹿にされるような弾き方ではないと、

少なくともドリフで育った世代の人間は認めてくれるはずだ。


で、最近ちょこちょこ親指で弾いているが、

ソフトで太い音自体は悪くないが、如何せん早いビートについていけん。

ソフトなロックには向くがハードロックには全く向かん。

まぁ、どんな楽器であれ曲に合った弾き方を選択すべきだし、

こう弾かねば駄目だということは、

少なくともロックの世界にはないわけだから、

「いかりや弾き」もネタとして仕込んでおいても損はないだろう。


ブライアン・ウイルソンにしても、

いかりや長介にしても、

親指弾きは演奏以外が売りで、

かつバンドにおいていろいろな意味で誰も文句を言えない、

ベーシストに相応しい弾き方かもしれんな。

よし、いかりやの弾き方を研究してみよう。