昨日から違法DLが処罰されることになった…そうだが、
UPされたコンテンツがたとえ著作権者の許諾のない、
違法なものであるを分かっていても、
「わかっちゃいるけどやめられない」ということになるだろうよ。
そもそも違法にUPする行為ですら取り締まりきれんのに、
DLが取り締まれるわけがなかろう。
つまり、違法DLは悪いことですよ…とお国が宣言することで、
違法DLした奴が特定できたケースに限り、
つまり訴訟を起こすことができたケースに限り、
違法DLした奴は刑事罰を受ける可能性があるというだけの話で、
個人が自分の楽しみ目的で違法DLするケースは今後も減らんし、
状況は何ら変わらんのではないかと思うなぁ。
デジタル化、IT化で、音楽を取り巻く環境は随分変わってしまったよなぁ。
そもそも音楽をDLできるようにした時点で、
不特定多数がいくらでもタダで聴けるようになる状況は予想できたはずだろ。
ipodが出る前から音楽データをタダでやりとりするサイトがあったぞ。
今更違法DLが刑罰化されたからどうなんだ…って言いたいぜ。
音楽業界の胡散臭い連中が最近口にするように、
違法DLで音楽の未来はない…かと問われたら、
俺は決してそうとは言えんと思うぞ。
デジタル化で音源も画期的に良くなり、
金がなくてもCDをリリースでき、
世界中に向けてUPできる世の中だから、
昔の俺たちのように、
高い銭を掛けてスタジオで録音したバンドのテープを、
自分たちでカセットテープにダビングして配る…みたいな、
苦労の割に浮かばれない苦労はしなくていいのだ。
埋もれた才能が脚光を浴びるチャンスは、
ITが発達した現在の方が間違いなくあるだろう.
つまりネット上における音楽データのやり取りは、
いわば産直みたいなもんであって、
ミュージシャンが中間搾取なしに、
ファンへ直接音楽を売れる環境でもあるのだ。
昔のように若くて才能のある(けど分別のない)ミュージシャンが、
腹黒いプロモーターの銭儲けに利用され捨てられる…みたいな、
理不尽な状況は少なくなると思う。
違法DLの刑罰化は、銭儲け第一の腹黒いオヤジどもの差し金さ。
初音ミクに歌わせている打ち込みの音楽であっても、
それが上質でウケる音楽ならばファンがつく。
ファンがつけば彼らを相手に商売が出来るわけだが、
ただネット上でデータをやり取りするだけではファンは離れてしまうわけで、
直接ふれあう機会を持たねばならん。
で、ライブでもやろう…ということになるが、
ステージにPCを置いて再生させてもつまらんわけで、
生バンドで初音ミクを再現することになる。
それには当然鬼の如きテクがバンドに求められるから、
ミュージシャンの技術は磨かれ音楽性も高度になり、
そこからまた新しい音楽が生まれる…という循環が生まれるかもしれん。
音楽で食っていく…という視点で考えた場合、
現代は、昔のようにメジャーデビューして、
マスで宣伝するという常識が崩れただけの話で、
UPとDLのやり取りの中で巧妙に食っている奴もおるだろうし、
従来とは異なる仕組みの中でミュージシャンは生き残っていくのだと、
俺は思うよ。