special for me

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読んだ本から思ったことや聴いたCD・音楽についてなどの雑記。

Amebaでブログを始めよう!
「あたしってさばさばしてるから」
「男っぽいっていわれるんだよね」
「中身おっさんだからさ」
「女ってすぐ群れるからいや」
「悪口とかやだ、本人の前でいえばいいのに」

等々の女性による、
『あたくし、サバサバしてるわよ』アピールに対する批判が多い模様。

あくまでもインターネット上での意見を見た上でなんですが。

ふうん。そうなのか。
たしかに芸能人で女性の方は、わりとさばさばアピールする人は多いですなと思いました。
でも、日常で友達からそういう言葉をきいたことはないのだ。
本当にそんなこと堂々とアピールする人いるのかな?


まー芸能人とかのサバサバアピールはたしかにウザイというか、
自分の分析をとうとうと語る人とか
正直言って、「だれもきいてねーよ」と思わなくもないんですけども。

なんつーかさ、それ以前の問題じゃね?と思う。
すべての面でさばさばしてる人っていないはずだし、すべての面で繊細な人もいないんじゃないかな。
それを「サバサバ」「ネチネチ」に分類すること自体がもうすでになにか違和感を感じる。

サバサバしてる「部分」も、
気になってこだわってしまう「部分」も、
すべて含めて自分という人間の性質の一部なんだって思えばいーじゃんと思うのである。

カテゴライズして、その枠にのみ人を当てはめて、あの人はどーたらこうたらと言う人だって決して褒められたもんではない。気がする。自称だろうが他称だろうが、「自分はこうでーす♪」とキャラを作っている人のほうがよっぽど人生楽しんでる気がする。気がするのですはい。
というか、そういう細かいところ気にするから人間関係の構築に臆病な人がいっぱい出てくるんじゃないのかな。

と、ここまで文章をかいてみて、
こんな批判をしている自分こそが人間関係楽しめてないことに気がついたという矛盾。

人ってむずかしい・・・



2月です。20日はV6のアルバム発売日!
曲目リストをみていたら、最後に「orz」ってあって、これって・・・と一瞬ぽかんとしました。
発売日がたのしみだーо(ж>▽<)y ☆
ちょうどパソコンでツイッターみてるときに、情報ゲット!


V6が、なんと来年の2013年2月20日に、

アルバム
Oh!My!Godness!
をリリースするとのこと!!

初回AとBには、
あんな映像やこんな映像が!




っていうか、スパノバ収録決定!!!!!



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・ ・・・
・・・・・


ぃやったーーー!!!!!!♪♪о(ж>▽<)y ☆♪♪

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!



ありがとうございます。


あ、ついでに、12月29日の土曜にはトニセンが14時からの「SOUND IN MY HEART」というTOKYO FMの番組に出演なさるそうで。

V6情報が活性化というか充実している感じ。


うれしいなぁ。


深夜・・・というか、もう3時をすぎている。
覚醒してしまったので、とりあえず更新しよう・・・。


21日発売の『オリスタ』。
V6さんが表紙です。
なんか、黒とかグレーの衣装で、ものすごくかっこいいです。

アイドルスマイルなメンバーですけども。
剛さん、さすがカリスマです。
腕をナチュラルにゆるく組んでいるところが、なんだかデキル男に見えますね。


さて
中身へGO。

とりあえず、見開き1ページつかっての6人の立っているショット。
右ページに、坂本さん・健ちゃん・いのっち。
左は、長野くん・岡田っち・剛くん。
いいですねぇ。
健ちゃんの肩に手をまわして嬉しそうないのっち。
左でも、ナチュラルに長野くんの肩に手をおいている岡田っち。
いいわーこれ。
(この写真のポスター欲しいなぁ)

次のページはメンバーそれぞれへの質問コーナー。
なーのくんはあれですね。こういう質問のとき、たいていひとつはに関するものが入ってますね。

岡田っちの答えで、気になったのが、健くんのことを「健」といっているところ。
これは、誤植ですかね?オリスタさん。
実際には岡田っちは、「健くんは~」と言っていたのに、文字にするときにミスった?
ではなくて、インタビューのときすでに岡田っちはナチュラルに「健」と言っていたのでしょうか。
まぁ普段ふつうにそう呼んでて、それがついぽろっと出たのかな?
それも、なんかいいな。
一番年下の岡田くんが、メンバーを呼び捨てにしてるっていうのが。
なーのくんなんか、ほとんど初期から「博!」ってよんでるし。

この質問コーナーに使われている写真での剛くん、目がとてもやさしくて、思わず凝視。
「剛くんてこんなオーラもだせるのかぁ・・・」とまじまじ。
やわらかい眼差し、イイですよ☆

次のページでは、岡田っちと坂本くんがトランプをしているショット。
剛くんと健くんは腕相撲。いい笑顔だ!
長野くんといのっちはというと、チェス・・・なんだけれど、も。
なーのくんはいったいどこをみているのですか?(笑)

スペシャルインタビューは、曲について。
剛くんがいのっちに、(曲をきいて感動して)いのっちにメールを送ったという話が印象的でした。

最後にふたたび質問コーナー。

1、メンバーの中で、『日本一すげぇ』と思う人は?
2、さすがV6!と自分らで感じる時はどんな時?
という質問にそれぞれ答えてます。


いやぁそれにしても、長野くんのデコがまぶしいっす。
(なんてオチだ・・・)

12月15日発売の、『月刊SONGS』
なんとV6が表紙を飾っています!!

12月26日発売の、『ROCK YOUR SOUL』についての説明というか、どういう風につくられたかとかをメンバーが語ってくださっています。
そして、各個人への質問と答え。これがあったため、初めて月刊SONGSを買うに至りました。

まず表紙を開けると、また6人で1枚の写真が見られます。
そこには、

今の僕らだからこそ表現できた、新たな原点

という文字があります。
うむ。
『ROCK YOUR SOUL』は、ある意味の原点なのでしょうか。
お次のページで長野くんが説明してくださっていることが、『新たな原点』ということになっているんですね。
たしかに、初期の系統のようであるのかも。
このあいだテレビで初めて聞いて見た感想としては、
「ここのところ続いていた不思議世界三部作を通り抜け、やっと本気でかっこいいV6が見られるのだな」
「ダンスも歌も、V6の王道さを切り取っている」
という感じだったので、なるほどと。
原点だったのですね。
ただ、原点に帰ったわけではなくて、新たな視点に立っているというのがミソでしょう。

それぞれメンバーへの質問の内容は、
1、好きなゲーム&思い出のゲームは?
2、最近のミュージックライフは?
3、好きな“オト”は?
というもの。

長野くんと健くんが同じことを答えているのがツボでした。

ミュージックライフについての質問の答えを見ていくと、みんな、たぶんアイポッドを持っているような気がしました。
だって、長野くんですらもアイポッド持ってるみたいなんだもの。(←失礼すぎる(^^;)

長野くんて、たしか前のオリスタで、桑田圭祐さんのアルバム買って聞いてると書いてあって、ちょっとビックリしたのですが、今回もへーそういうのも聞いたりしてるのかと思うアーティストがいました。
カルチャークラブというアーティストさんなのですが、検索してみたら出てきました。
聞いてみようかなぁ。

坂本くんは、やっぱりミュージカルなのだそうですが、「CHICAGO」を挙げていて嬉しくなりました。
わたし、あの映画むかし見たのですが、とても好きな映画なので。
しかも、最近ブックオフでサントラを買ってみたので、タイムリーな感じでCHICAGOという言葉が出てきて、驚きです。


さて、21日にもV6表紙の雑誌が発売されます。たぶん買います。
楽しみだo(^-^)o

最近、V6をふたたび聞いております。
というか、アイポッドのV6の曲からいくつかプレイリストを作り、聞いています。

改めて聞いて、評価したい!と思った曲が、
以前コメントしていた『kEEP oN』に収録されている、
Perfect Ladyについてです。



某動画をうろちょろ徘徊していたら、なんと、三宅健ちゃんがやっているラジオ番組のなかで、この曲について語っているところを発見!!∑(゚Д゚)

Perfect Ladyの聴きどころやらを、曲をかけながら解説してくれていました。

健ちゃんラジオやってるんですね。
素晴らしいね。
あなたのおかげで、じっくり聞くことができました。

それによると、
◎冒頭の岡田氏は、「あ~ん すけべで」と言っているw
◎間奏で長野くんが、「スケベイべー」と言っている。
◎メンバーみんなの言ってる「スケベイベー」の中で、長野くんが選ばれた。
◎ちなみに岡田の「スケベイベー」はトイレで気張ってる感じだったそう。
◎長野くんの「スケベイベー」がいったん水中に潜っていってまた水面からあがってくる感じで加工した。
◎いわゆる、お風呂加工みたいな。
◎長野シーマン登場
 →シーマンがお風呂に潜ってく
 →あれ、長野シーマンを見失っちゃった・・・
 →と思ったら、またシーマン長野さん登場!キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
 という感じだそう。
◎1分9秒あたりには森田くんの「スケベイベー」が聞ける。
◎そのあとの長野さんの「胸に光るダイヤ」に続けて、健ちゃんが「モンドゥ!」と歌っている。
◎イメージとしては、メンバー全員がいかに変態的に歌うかを意識している。


なるほど・・・なるほど・・・なーるほどぉ!!!

実際に聞いてみると、変態的でもあるしセクシーでもあります。
外でアイポッドで聞いてると、「ダイヤ~(モンドゥ!)」のところと、スケベイベーのところで、健ちゃんの説明を思い出してついにまにましてしまいます。つーか、笑いを咬み殺すのが大変です。
スケベイベーのところなんぞ、特にです。
シーマン長野さんの声が、どんどん水面に潜ってって、でも潜っても少し聞こえてるんですね。
で、聞こえずらくなって、聞こえなくなっちゃった~ってとこからまた「スケベイベー♪」ってあがってくる。
長野さんの声が好きなこの身としては、しあわせなんだか、でも耳がくすぐったいんだかでもう大変。

曲としても、面白いメロディでありアレンジですね。
こういう曲を他のジャニーズで歌うとどうなるんでしょう?
でも、V6ってこういうのも似合うし、振り幅が大きいなと改めて感じます。
こういう、『変態的』な曲をもっと作ってほしいですね。


もはや10月です。
だんだんと寒くなり、今年ももう2ヶ月半ほど・・・。

セカンド・ラブ
乾くるみ
文春文庫

セカンド・ラブ (文春文庫)/乾 くるみ

¥520
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内容にがっっつり触れてますので未読の方は、特に特にご注意ください。




さて。
乾くるみさんといえば、「イニシエーション・ラブ」。
あれの第2弾だそうです。
とはいっても、主人公は名前違いますし、続きものでもありません。
でもあれを読んだ上で読むといい・・・みたいですね。
まぁわたしとしては、「イニシエーション~」は面白かったけど、こっちはそんなに驚きもなく、面白さも味わえなかったような気がします。

会社の先輩からスキーに誘われた、里谷正明。
正明はそのスキーで、先輩の彼女の友達である春香に出会う。
春香と正明はほどなくして付き合い始める。
正明はしあわせだった。
しかし、春香とデートをしていたときに、ある男性から春香を別の人と間違われたことから、もうひとり春香に「そっくり」な女性・美奈子に出会い、美奈子と春香とのあいだで気持ちが揺らぎ始める・・・。

という内容。



さて、印象に残った文章を。

これが恋というものか。恋をすると人間はこんなにも脆くなってしまうのか。改めて思う。自分は靭くあらねばならない。彼女が好意を寄せてくれているのは、正明の靭さに惹かれたからだと言っていたではないか。自分は靭さを保ったまま、彼女を愛さなくてはならない。はたしてそんなことができるのか・・・・・・。


恋愛初心者な正明さん。大変ですね。
彼は自分の育った環境から、半ば自分の人生を棄てていたようですが、ここでようやく恋をして、しかもその恋にどっぷりと浸かってらっしゃるわけです。
(相手に騙されてるとも知らずに)
「靭くありながら」相手を愛さなければ、「靭くいなければ」好きでいてもらえない・・・なんて純粋なんでしょうか。これが恋愛してる人の気持ちなのでしょう。
ただ、わたしにとってこの考え方は、とても違和感がありました。
だってそれって、「靭く」なかったら春香さんは正明くんに惹かれなかったよって言ってるのと同じです。
「~~だから、あなたが好き」っていうのはちょっと、ね。
「わたしのどんなところが好き?」って聞く人って、ある意味残酷な気がするんですね。
相手が自分の思うような人でなくなってしまったとたんに、冷めてしまうってことかと思うので。相手が、いつか冷めるのを前提なの?と。しかも、相手を追い詰めているようでいて、実は自分を追い詰めているという・・・。
恋愛ならそれでいいかもしれないけれど、「どんなあなたも好きだよ。強くても弱くても」って言われたほうが安心できるというか、結婚したいと思うのではないかなと。
「靭さ」が好きだと言われて、そう有り続けようとするのはひどく大変なこと。
だけど、春香と結婚したいと考える彼。
なので、正明くんはちょっと不思議な人です。(笑)



次。

同じ一人の人間が、同じ相手を評価しているのに、時として――状況次第で、あるいは自分の気分次第で――普段は長所と感じられているところを短所として見てしまう。そうした評価軸の「ぶれ」が自分の中にある限り、「完璧」な相手など見つかるはずもない。


たとえば、会ったばかりのときに外見がなんだか好みだなぁと思っているときに(←これはけっこう大事なポイント)、相手に優しくされたらば、「この人優しくて素敵な人だなぁ」と思うでしょう。
それが、付き合ってだんだん相手がわかってきて、関係性が冷え込んでくると、「この人、優柔不断だわむかっ」となるんですね。
初対面であんまり好みでなかった場合は、はじめから「優柔不断」と決めてしまうのでそもそもそういったことはないかもしれませんが。
自分の相手に下す評価は、常に間違っているわけでも正しいわけでもないのかもしれません。
それは自分の気持ちであり、相手が自分をどう思っているかを考慮しなければ、関係性はうまく続いていかないのでしょう。だからこそ、自分にとっての「完璧」なことを押し付けるのではなくて、状況に応じて関係性をつくろうとする方が賢明だと思います。




あえて話の内容に関するネタバレはしません。が、ちょっと気になったところは、目次のタイトルです。
なんだか誰かさんの曲名っぽい。
最後の解説にもありましたが、どうやら中森明菜さんと宇多田ヒカルさんの曲名やフレーズを使ってらっしゃるようです。
タイトルの「セカンド・ラブ」も中森明菜さんの曲名。
とくれば、6章のタイトルの「はるかな初恋」は宇多田ヒカルさんの「First Love」ですかね。


ついでに、宇多田ヒカルさんの曲を使ってると思われる章タイトルと元ネタを自分なりに整理。
序章の「秘密をその胸に」  Can You Keep A Secret?
2章「時は自動的に」  Automatic / time will tell
4章「一人にしない」  曲名にはなさそうだが、「Prisoner of Love」の中に「一人にさせない」という歌詞がある
6章「はるかな初恋」  First Love
8章「あなたに夢中」  Addicted to you
10章「待つのが辛い」  これはわからない・・・。でも、「Wait&See」(待ってみよう)という曲がある
12章「あなたのために」  For You


またさらに、本文や登場人物にも仕掛けが。
春香の名前は、内田春香であるがこれをアナグラムで置き換えると宇多田ヒカルになる。
春香の片割れの名前は半井美奈子。これも並べ替えると、中森明菜である。
なるほど、それでちょっと強引な半井っていう苗字だったのか。

あと、主人公ですね。里谷正明くん。この名前ってよーくよーく見てみたり発音してみるとあの人の名前っぽくて・・・。ごにょごにょ。


さらに、読んでいておや?と思った文章が。

ベルは鳴り続ける。五回。六回。
七回目でようやく受話器を取り上げて、(以下略)。


これは「Automatic」の冒頭歌詞ですね。七回目の電話で受話器を取ったキミです。正明くん。

さらにさらに、おや?と感じたのは、

春香は小学生のころから宮沢賢治の大ファンだったという。

宇多田ヒカルさんも、宮沢賢治が好きで曲のテーマとして使っていることがあります。
そこで思ったのですが、乾くるみさんは宇多田ヒカルのファンなんでしょうか?
あぁでもそうじゃないとしても、おそらく中森明菜さんと宇多田さんの曲やらいろいろ調べて書いていらっしゃるのかもしれません。もしかしたら、中森明菜さんの小ネタも入ってるんでしょうか。
だとすると、彼女たちのファンにしたら、なかなか「おぉ」と思う仕掛けかもしれません。

ただ、この話の展開というか結末にわたしは納得いきませんでした。
展開は途中からわかってしまいますし。
春香さんには失望です。

なんだか不満が残ってしまいました。
しかし、第三弾なる作品を予定しているようです。
次回こそは期待していいのかな?

このところ、GLAYのむかしのアルバムを聞き返している。
GLAYは小学生高学年のころハマって、アルバムを買ってよく聴いていたアーティスト。

GLAYの全盛期というと、わたしが小学4~6年とか中学1年にかけてくらいだった気がする。
その頃のだから、だいたい「BELOVED」やベストの「REVIEW」、「pure soul」や「HEAVY GAUGE」なんぞが中心なのだが、これらはやっぱりイイ。

去年あたりにブックオフで手に入れしかしあまり聴いていなかった、「ONE LOVE」「UNITY ROOTS&FAMILY AWAY」もちょっと真剣に聴こうかと思い、ざざっとチェック。
うーん、良さげだ。なんか・・・歌詞もすごく良いな。


というわけで、しばらくGLAYにどっぶり浸った音楽ライフを満喫しようと思うのであります。

でもこれ以外にも2枚ほどアルバム出てるんですね。
買おうっと。



某動画サイトで、「むかしよくラジオきいてたなぁ~ラジアンリミテッドでのときなんかめちゃくちゃ面白かったよなぁ」と思い出し、検索。
でるわでるわ、思い出のラジオ番組。

むかしはボーカルのTERUかっこいいー(≧▽≦)てな感じで見ていたけれども。
今はちょっと見方も変わった。
TERUさんは天然で面白い。
でも、リーダーからすると、実はちゃんと考えてる感じの人でもあるのだ!という。
なによりも、あのボーカリストとしての声質。
天性の声。
羨ましいというかなんというか。

GLAYのほとんどの音楽の世界観を創りだす、TAKUROさんにも興味を惹かれます。
彼は、とっつきにくそうな外見(?)とは裏腹にラジオでは面白い。
だけど基本まじめで、あったかい人のような気がするな。

そして、むかしの偏見入ってるのですが
画面を通すとクールに見えるHISASHIさん。
だがしかし・・・、実は意外とおちゃめなHASASHIさん。

可愛いという印象があったけれど、実は裏リーダーであったJIROさん。

音楽面もメンバーももっと掘り下げて知っていきたいなぁ。



今回はゴスペラーズの一番の最新曲について。
シングルです。

It's Alright~君といるだけで~
ゴスペラーズ
2012年7月11日
レーベル:キューンレコード

It’s Alright~君といるだけで~/ゴスペラーズ

¥1,020
Amazon.co.jp

1、It's Alright ~君といるだけで~
2、Up, Up And Away


『夏のさわやかなラブソング』という売り文句とともに(?)発売された、今年夏のシングル。
このフレーズ通り、さわやかな軽い仕上がりになっております。

っつーかねぇ、軽い・・・かなぁ(´・ω・`)
いやいやいいんですけどね。ただわたしのなかでは、「Right on, Babe」を超えるものを想像してたから初めに聞いたときはちょっと肩すかしをくらった気分でした。

作詞作曲編曲は竹本健一さん。ほほお。このさわやかさは、ゴスのじゃなくて、竹本さん風味だからなのね!
(失礼・・・)
ただアレンジはわりと盛り上がりを意識してる感じします。シンプルにも聞こえるけれど。コーラスが映えるようになっていて、きれいに聞こえます。
リードは酒井さんから始まり、黒沢さん、リーダー、そしてサビがまた酒井さん。
2番出だしは北山さん、次が安岡さん、リーダー、サビが黒沢さん。
最後のサビ前メロがリーダー、最後のサビで酒井さん、黒沢さんという感じで歌ってます。
これはけっこう、ゴスペラーズでは最近よくあるような歌いつなぎ方のような気がするなぁ。
というか、さわやか系統だととりあえず酒井さんの声をどこで活かすかがポイントになる気がしますね。
計算されていないようでいながらも、それぞれがかっちり組み合わさってる。うまいです。

曲としての魅力はイマイチわからないのですが、これをゴスペラーズがうまく声で組み合わせると不思議と彼らの色に染まるのは非常に面白いと思います。
そういう意味で、ゴスペラーズは個性的なグループだ。


カップリングの「Up, Up And Away」はMay,Jさんとのフューチャリング。
どっちかいったら、こっちのほうが好きかも。
内容としては、「わたしの美しいBalloon(気球)にお乗りませんか?」みたいなことをひたすら歌ってます。May,Jさんの声が入るだけで、かなり華やかでワクワク感が出ています。
たぶんゴスペラーズだけだったら、むさくるし・・・いや、高揚感が足らなかったと思うんですね。
そこに女性のMay,Jさんの声がデコレイトされて、可愛くて美味しそうなケーキになったというような。
短いけれど、素敵な曲!


この調子だと次に出るアルバムもさわやか系でアップアップ系かなー。
ソウルフルなものも、また出してくださることを期待しながら待ちたいです。

唐突ですがえーわたくし実は、V6が好きです。
なにが好きってあの、メンバーももちろんなんですけれども
彼らが歌ってる曲も。

V6といえば、ユーロビートだとかテカテカの衣装で舞い踊るアクロバットな路線があったと思えば、いきなりポップに「わ~になってお~どろっ♪」と笑顔で歌っていたり。
明るい系や弾け系が続いたと思えば、これまた、切ないぐっとくるバラードを哀愁漂わせながら歌っていたり。
まぁなんといいますか、幅広いですね。
最近では、「GUILTY」や「only dreaming」でさらに皮が剥けたようなものを感じました。
そうこの、「GUILTY」あたりでわたしは「V6、大人になったんだな~」と意識しだしたんですよね。

「GUILTY」大好き。そんなわたくしです。
だからこそ、弾けた曲すぎるのはちょっと・・・という気持ちはあるんです。
「Sexy,Honey,Bunny!」とか「バリバリBUDDY」とかね。
初め聞いた時→∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
ってな状態でした。

しかし、なんだかな。
テレビ番組で楽しそうに弾けまくってるV6兄さん方を見ていたら、なんか妙に楽しくなってるワタクシがいました。えぇ。
簡単にいえば、「い・・・意外と良いじゃねぇかこの野郎:*:・( ̄∀ ̄)・:*:」になっていたという。
いっしょに「ばーりばり ばーりばり はりきって~~~♪♪」って歌ってるっていう。

んで、ここにきて先週発売された曲です。
タイトルはずばり、「kEEP oN」でございます。



kEEP oN. (通常盤) (ジャケットC)/V6

¥1,260
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これこそ、初め聞いてみて、岡田くんのソロが終わって健ちゃんが「れっつきーぽん!」って叫んだ瞬間のわたしは・・・Σ(=°ω°=;ノ)ノ←こんな状態。
え、またなの?また弾け系なの?っていうふうに思ってました。
しかし・・・何度も聞いていくうちに・・・、系統がわからなくなったっていうね。
だってリーダーのあたりとかミュージカルだし?
なーのさんはラップちっくだし?
「ダンスかっこいい、歌詞にストーリーがある、しかも結構練られている感じがする。い・・・意外と良いじゃねぇかおい!(ノ´▽`)ノ」
スルメ曲なのだと理解したのでした。

彼らはもうすでに17年というキャリアがあります。
トニセンなんて、ジャニーズシニアとかやりつつ、多くの経験をこなしてきてる。
だからこそ、彼らの歌う「keep on dancing」には、非常に説得力があります。
むかしの自分たちに対しての意味合いもあるでしょうが、それはリスナーへの応援メッセージとしても聞くことができる。

欲しいものなら奪っちまいな 少年!
好みの娘を見つけたら 最後まで誘いな、坊主!
まさにそのとおりだなと。
そうです。
行動あるのみだ!と。
男性諸君、「基本男子」ですよ!
これは、「基本的に男子がしっかり最後まで誘うべきなのだ!」というメッセージなのです!
(わたしの個人的解釈です・・・しかも、某動画のネタを入れ込みました(^^;)


通常版には全部で4曲入っていますね。
1、kEEP oN
2、愛をこめて
3、Perfect Lady
4、一生で最後の恋


「愛をこめて」は、まっとうなラブソング。
「Perfect Lady」はセクシー系統。最近のV6さんの通常版CDにはよくこの手の曲が入ってる気がします。「only dreaming」ならば、「OK」。「バリバリBUDDY」ならば、「POISEN PEACH」。
「一生で最後の恋」もラブソング。でも、これは「歳の差のある恋人へ歌ったもの」だそう。とても可愛らしい曲ですが、泣けます。わたしとしては、表題曲以上に、この曲が好きです。ぜひ、NHKあたりで歌ってほしい。




以上、〈V6の新曲について触れてみようの巻〉でした。

最近は読書三昧な日々。
ということでいってみましょう。

薬指の標本
小川洋子
新潮社文庫
平成10年1月1日発行

薬指の標本 (新潮文庫)/小川 洋子

¥380
Amazon.co.jp

内容に触れますので未読の方は要注意!!


短いお話で、ふたつお話が収録されています。
「薬指の標本」と「六角形の小部屋」です。
「薬指の標本」のあんまりな終わり方に呆然としていたため、「六角形~」のほうはほとんどなにも考えられないままで読みました。(笑)

清涼飲料水を作る工場に勤めていたわたしは、ある日サイダーのタンクとベルトコンベヤーのあいだに左の薬指を挟んで指先の肉片をなくし、工場をやめてしまうがその後、『標本室』で働くようになる。
そこでは、きのこや楽譜に書かれた音や鳥の骨などを標本にしてほしいとお願いに来る人たちの受付をし、標本技術士として標本をつくる弟子丸氏の手伝いとなるような事務作業をして働く。
(つまり、事務員というやつ)
ある日わたしは、弟子丸氏から素敵な靴をプレゼントされ、「僕が見てる時も見てない時もずっとこの靴をはいてほしい」ということを言われる。その靴はあまりにもぴったりだった。そしてわたしは・・・。



その後も、『標本室』で働くのですが、ある日のことを境に、「わたし」の感情が変わっていくように見受けられます。
それはかつて以前に標本室に訪れた一人の少女がやってきたこと。
少女は、自分の顔のやけどを標本にしてほしいと頼みに来たのですが、「わたし」はちょっと面喰って弟子丸氏を呼びます。
そのお願いを聞いた彼は、標本技術室に少女を連れていくのですが、ふたりがなかなか技術室から出てこないことを「わたし」はとても気にします。
次の日にふつうに弟子丸氏が仕事をしていますが、「わたし」は少女の行方が気になって仕方ありません。もしかしたら普通に帰宅したかもしれませんが、しかし、「やけどの標本」をしたのだとするともしかしたら標本技術室にいるのかもしれません。

そこからしばらく期間は空くのですが、「わたし」は物語の終わりで自分の身体の一部を標本にしようと考えています。これがタイトルになっていますが、かつて肉片をなくした「薬指」。


弟子丸氏から靴をプレゼントされた日から、「わたし」は弟子丸に求められるままに共にすごしているので、ある意味ではそのときが「わたし」の感情が動き始めたはじまりだったのだろうとは思います。
これを読んで思ったのは、なるほどこの主人公の「わたし」は相手に委ねるほどの恋愛をしているのだと感じました。靴というのは、想いに比例して「わたし」を縛り付けてしまうなにかの象徴なのでしょうか。

たとえば、仕事が終わって片づけをしているときに「わたし」は弟子丸氏の目の前で活字盤を床に落としてしまいます。このときに、落した活字をぜんぶ拾って元に戻さなければならないのですが、弟子丸氏は「わたし」を心配したり手伝うことなくこう言い放ちます。
「さあ、拾うんだ」「一個残らず、元に戻すんだ」と。
結局夜通し「わたし」はそれを拾い元通りにするのですが、その後弟子丸氏は「わたし」を抱きかかえ甘い言葉を口にします。「君とこんなに一緒にいるのは初めてだね」と。
非常に厳しいかと思えば、フォローもする。
弟子丸氏は、もはやドSであり、その弟子丸氏の言葉をすべて真に受けて従う「わたし」はまるでドM。
これってSMプレイですか?(笑)

「どんなにちっぽけでささやかな標本でも、粗末にしないことです。慈しむことが必要なんです」
by、弟子丸氏



いやしかし、以前にも言及しましたが、恋愛はどことなく「支配する者・される者」という関係性から生じるのではないかという考えをいっそう強くしてくれました。
小川洋子さんが恋愛をどうお考えなのかは知りませんが、これは非常に私にとっては有り難いお話です。
人は、常に対等でいることはできないのではないかしら?という、人間の立場の不安定さを教えてくれているからです。

それから、「わたし」自身が標本にすると決めた薬指。
女性にとって、左の薬指は非常に大切な身体の一部であります。
婚約者である者にだけ許せる聖なる一部、です。
もちろん「わたし」は怪我をしてしかも肉片をなくしたという過去があるために、標本にすると言ったら指を選んだのかもしれませんが。
この指を標本にするというのは、もはや標本制作者である弟子丸氏に、永遠に「わたし」の生死を預けますという意味に捉えられる気がします。

「わたしも、あなたにゆだねられる標本の一つになれるかしら」
by、主人公



これはもしかしたら、非常に女性的な物語なのかもしれないなと思いました。
なので男性にとってはあまり理解できないお話だったり・・・するのかな?
でも小川洋子さんて、ちょっと理系的な雰囲気を感じるんですよね。
全体的に、感情よりも景色や雰囲気を細かく捉えて描写している気がするんです。
それがこう・・・、個性というか彼女の根底にあるような。


話の筋のなかで、だれかがいなくなるという部分やミステリ的部分があることから、以前読んだ「妊娠カレンダー」に収録されてた、「ドミトリイ」を思い出しました。
伏線がありそれを回収するミステリーといった類に慣れている人にとっては、謎解き部分がないということにとてもストレスを感じるものかもしれませんが、しかし一種のエンタメとしてではなく、純文学的なものとして個人的なイメージを膨らませるものとしてはとても良い書物だと思います。


小川洋子さんいいよなぁ。
他にもまだまだ沢山あるようなので、読破目指したいと思います!