逆転検事(通常版)
¥3,410
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 実はここ数年、推理ゲームにはまっております

 この逆転シリーズも大好きで、全てプレイしてます

 いや~、面白かった

 このシリーズにはドラマがあります

 小説で言えば連作短編の形式を採っているゲームで、一つ一つの事件が最後には繋がってくるところはストーリーが練れています

 普段から小説に親しんでいる私としては、まるで推理小説を読んでいるようでとても楽しめました

 このゲームは、証言者(犯人も含む)の供述の矛盾を証拠を突きつけて指摘、事件の真相を明らかにすることで進めていきます

 最終的には矛盾を突き続けることで犯人を言い負かし、罪を認めさせることが目的です

 ですから、証拠を集める捜査のパートと、証言の矛盾を指摘して真相を暴く対決のパートが用意されています

 実際に自分が推理しているような感覚が味わえ、推理小説にはない面白味です(推理小説はぶっちゃけ、自分が推理しようがしまいがお話は進んでいきますからね)

 その他にも、疑問点や推測を組み合わせて論理的推理を行うロジックや、現場検証など前作にはなかった機能も追加され、マンネリ化させない工夫があります

 マンネリ化させないといえば、主人公も変わりました

 『逆転裁判1~3』では弁護士・成歩堂くん、『逆転裁判4』では弁護士・王泥喜くんが主人公でした

 今回『逆転検事』では、成歩堂くんの幼馴染みにして好敵手、上級検事・御剣が主人公になりました

 彼は今までのシリーズにも登場したお馴染みのキャラクターです

 彼のほかにも懐かしいキャラクターが多数登場し、前作からのファンにはたまらないものがあります

 それから『逆転』シリーズのもう一つの魅力は、謎解きに若干難しさがあるところ

 この手のゲームを数多くプレイしていると感じることなのですが、選択肢が少なすぎて、あまり悩まずに進むことができるゲームがあります

 そういうゲームは、ゲームをクリアしたという手応えややり応えがなく、退屈なものになってしまいがちでした

 しかし、『逆転』シリーズには手札が多く、それを使う場所もプレイヤーの判断に拠るので、複雑さが増しています

 それはそのままやり応えであり、面白さに繋がっています

 まだ『逆転』シリーズをプレイしたこののない方、絶対面白いのでおススメします