先週の金曜日、地元のコロナワールドのレディースデイを利用して
大森南朋さん主演『ハゲタカ』
を観て参りました
この作品は、真山仁さん原作の『ハゲタカ』の映画化作品
NHKでドラマ化されていた『ハゲタカ』の映画化です
珍しく原作に当たらずに映画を観たのですが…
むきょ～
面白い
ドラマ版を観なかったことが悔やまれます
こんなに面白いのに何故見てなかったのか？自分！？
ゴールデンウィークに再放送していたようなのですが、
それも見逃してしまった自分に憤りを感じます
ストーリーは、国内最大手自動車メーカー・アカマ自動車の
株式公開買い付けを巡る壮大なマネーゲームです
玉山鉄二さん扮する劉一華率いるブルーウォールパートナーズが
アカマの株式買収に乗り出します
買収危機からアカマを救って欲しいと柴野（柴田恭兵さん）から依頼されたのは
かつてハゲタカと呼ばれた男・鷲津（大森南朋さん）
巨大資本を持って圧倒的有利に買収を行う劉に鷲津はどう立ち向かうのか？
というお話です
金融関係の話に弱い私には少し難しいかと思っていたのですが、
実際観てみると驚くほど分かりやすくお話が作られていて、
作品に没頭できました
役者さんの演技も素晴らしかった
『危ない刑事』時代から大好きな柴田恭兵さんがとてもカッコよくてしびれました
濡れた瞳と震えているけど明瞭な声で、日本の未来、日本人の夢を語ったシーンは
感動で涙が出そうでした
また、大森南朋さんの演技も本当に素敵でした
恥ずかしながら、今まで大森さんを知らなかったのですが、こんなすごい俳優さんが
いたことに驚きです
特に沈黙の演技がよかったです
表情の一つ一つで心情を語っていて、それがこちらにビシビシ伝わってくる感じがしました
映画の最後のほうの劉からの留守電を聞いているシーン
大森さんの居ても立ってもいられない、でもどうすることも出来ない、という演技は
胸が締めつけられるようでした
すっかりファンになってしまいました
ストーリーもかなりよく、テンポもあり、なかなか展開が読めず、最後まで面白かったです
脚本家に力があるんですね
映画がこんなに面白いので、原作も期待できるのではないかと思っています
早速原作を読まなくては
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