ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)/ダン・ブラウン
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ダ・ヴィンチ・コード(中) (角川文庫)/ダン・ブラウン
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ダ・ヴィンチ・コード(下) (角川文庫)/ダン・ブラウン
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 土曜日に映画『ダ・ヴィンチ・コード』が地上波初放映していましたね

 『天使と悪魔』の公開記念とか

 この作品は映画『ダ・ヴィンチ・コード』が公開されたときに読みました

 キリスト教やダ・ヴィンチ、聖杯伝説まで絡んだ壮大なスケールのお話だったので、映画をストレートで見に行くより、前知識を仕入れていたほうがよいだろうと思ったからです

 その判断はまさに正解で、情報量が半端なかった(汗)

 そもそもキリスト教についての知識も通り一遍のものしか持っていませんでしたし、況や聖書をや、の状態だったので、勉強していなければチンプンカンプンだっただろうな~

 さらにこのお話、西洋絵画の知識も必要

 画家たちが絵に籠めた意図は、意匠の意味をわかっていないとわからない

 わからなくても絵の素晴らしさは鑑賞できるかもしれません

 でも意味がわかればもっと楽しい

 そしてそれこそが鍵だったりします


 物語は聖杯を巡る冒険

 聖杯の存在を示す伝説はあるものの、聖杯を見つけたものは誰も居ない

 聖杯を手に入れれば、権力が手に入る

 それはキリスト教組織の中での権力だったり、研究者としての名誉だったり

 それぞれが自分の欲望のために聖杯を求める

 そんなことを知らないラングドン教授は、ルーブル美術館館長の殺害容疑をかけられる

 身柄を拘束されかけたラングドンを助けたのは、館長の孫娘

 彼女は聖杯の在り処の鍵を握る女性だった

 館長の遺志により聖杯を求める二人は、聖杯争奪戦の渦中に巻き込まれていく

 果たして聖杯は実在するのか

 聖杯とは一体なんなのか?