待望の八雲シリーズ最新刊発売！！
２月２８日に、神永学著『心霊探偵八雲７ 魂の行方』が発売されました
最新作をもって８０万部突破の快挙、おめでとうございます
それに伴い、八雲祭を開催している模様
３月２５日には、角川書店より第１作『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』も文庫化されます
ドラマ化も舞台化もコミック化もしていて、どんどんメジャーになっていくなぁ、八雲
ホラー？ ミステリー？ いやいやＬｏｖｅだよ
主人公・八雲くんの設定は、霊を視ることができる赤い瞳を持つ男の子
物語冒頭から心霊スポット潜入、幽霊に遭遇、呪い殺される、ときてるから、最初はホラーかと思いました
でも探偵って銘打ってあるし……
途中で読むのやめたら呪われそうだし……（←小心者）
兎に角読み進めたら、ミステリーでした
ただ、八雲くんが手掛かりを集める範囲は人よりちょっと（？）広いだけ
幽霊も証言者たりえるだけです
八雲くんは死者の気持ちを汲んで、過去の事件を解き明かし、それに付随して現在起こっている事件を解決に導くのです
ただ幽霊は証言台に立てないので（当たり前ですが）きちんと証拠固めをしているので、（現実離れしていますが）荒唐無稽になりすぎず、面白く読めます
それよりも気になるのが、八雲くんとヒロイン・晴香ちゃんの恋の行方です
シリーズを通してじれったくなるほどゆっくり恋心を温めている二人ですが、なにぶんにも八雲くんは意地っ張りでへそ曲がりで皮肉屋なので、なかなか進展しません
晴香ちゃんのまっすぐさや思い遣りが、八雲くんの心を少しずつ和らげているところ
いつになったら結ばれるのやら……
目を離せません
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