遅れなせながら


 推理小説大好きですはーと

 謎が好き、謎を解くのも好き、謎を解く過程も好き、謎を解く人が好ききらきら

 それなのに、私は今まで有栖川有栖さんの作品を読んだことがありませんでした涙

 人気のある本格推理小説の大家だということは勿論知っていましたが、なんとなく敷居が高い気がしていました汗


 この度有栖川有栖さんの作品を読む決心をしたのは、「このミステリーがすごい 2008年版」に『女王国の城』がランクインしていたからです星



月光ゲーム


 題名が魅力的なこの作品は、学生アリスシリーズの1番目にあたります

 ちなみに『女王国の城』は同シリーズの最新刊おNEW!

 シリーズ物は最初から読まないと落ち着かない性質の私は、まず『月光ゲーム』から手に取ったのでした(文庫化されて、安価・省スペースなのも重要


 散りばめられた謎、手がかりm.glass*

 そして作者からの挑戦手紙

 犯人を特定するデータが出揃ったので、読者も犯人は誰か考えてみてくださいというのですdoki*

 素敵びっくりつる

 なんてキチンとした推理小説なのでしょうpo*

 近年、特殊なアプローチで推理を展開する作品が増えてきた中(そういうのも大好きです)、基本に立ち返ったような佇まい

 醍醐味、という言葉が相応しい作品ですおんぷ

 


あらすじ


 矢吹山のキャンプ場に合宿に行ったアリスたち

 矢吹山の突然の噴火で、山が崩れ、山に閉じ込められてしまう

 密室ともいえる状況の中、次々と起こる殺人事件

 果たして犯人は…?



月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)/有栖川 有栖
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