行くぞーっ!
先日、旧友が遊びに来ました。一人旅です。
大学時代はこちらに住んでいたので彼女的にも友人が多い土地ではあるのですが、新幹線に乗ってわざわざ来るとなると、「単なる旅行、ではないんだろうなぁ」なんて、薄々感じてはいたのです
彼女の性格からすると、どうにもならないことでくよくよしてるんじゃないと予想しました。
英邁な彼女は、どうにもならないことは、端から悩まないんです。
つまり、気持ちを誰かに聞いてもらって、スッキリしたいんです。
いつもなら、日本酒でも酌み交わしながら、注しつ注されつ、湿っぽく語り合うところなのですが、そうはいきません。
ワタクシ、今ちょっと元気なのです
その夜の私の元気さは、彼女をスッキリさせることだけでは飽き足らず、スッキリ開いた部分に闘魂を注入しようと画策
アントニオ猪木酒場の名物料理「1、2、3、サラダー!!」を注文し、気合を入れてきました
注)「1、2、3、サラダー!!」が運ばれてきたら、店員さんの音頭の下、同じフロアにいるお客さん全員で、「1、2、3、サラダー!!」と拳を突き上げ唱和しなければならない。
道
私は取り立ててアントニオ猪木さんのファンではないのですが、割とファンなので、かの有名な詩『道』を暗誦できたりします。
ご存知ない方のために。
『道』
この道を行けば
どうなることか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ
この詩は、彼の禅僧・一休宗純の詩だと聞いていましたが、実は清沢哲夫さんという方の作のようですね。
どちらにしてもいい詩です。
この詩に目をつけたアントニオ猪木さんの感性は素晴らしい。彼のカリスマ性が語ることによって、さらに人の心に響くのかもしれません。
猪木さんの数々の名言は、どれもエネルギーが溢れています。
元気があれば、何でもできる
友人もその言葉に感銘を受け、元気になって帰っていきました