ブログ開設から数か月。

その間にブリュッセルでテロが起き、パリの街には軍人さんの姿が

再び増えました。

日常生活にはとりあえず大きな変化もなく毎日を過ごしていますが、

やはり危険と隣り合わせなんだと思わされます。


それにしても、私は包丁を見れば自動的に切り傷を想像してしまう

のですが、街を警備する軍人さんの持っているごつい自動小銃を

見ると、これも自動的に暴発するところを想像してしまって本当に怖いです。

勝手に怖がっているんですけどね。


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さて、今回はパリのアパルトマンについて。

「パリのアパルトマン」と言うだけで、なぜかそれだけで映画のタイトルの

ような素敵な響きになってしまう不思議…。

まあ、そこまででもないかもしれませんが、少なくとも、「東京のアパート」

とは何となく違いますね。


でも実際は「パリのアパルトマン」は素敵なことばっかりじゃない!

特に子連れには全然優しくない!

と声を大にして言いたいです。


そもそも、我々の部屋探しは当初から非常に難航しました。

これは自分たちの経験不足のせいでもあるのですが。


まず、はじめは物件のエリアをあまり絞っていなかったので選択肢が

多すぎました。

そして色々な部屋を見て、最終的に

「夫の職場から徒歩圏内、2ベッドルームでバスタブ有り、エレベーター必須

という具体的な条件に落ち着きましたが、そこから家賃の予算内で入れる

部屋、となると本当に選択肢は少なくなりました。


しかも、物件は良くても入居条件が

「家賃月額の3倍の収入があること」だったり、

フランス人の保証人が用意できなければ(←外国人にはよくある)

「caution banquaire(銀行保証)で銀行に1年分の家賃を担保してもらうこと」

だったり、我々にはハードルが高すぎ。


ちなみに、我々の銀行(LCL、元クレディリヨネ。だいたいこの銀行口座も

仮の住居を2か月借りてやっと開設した)に問い合わせたところ、

caution banqaire はただ単に家賃1年分に相当する預金があるだけでは

だめで、その預金×125%(だったかな?)の額で投資信託を購入してそれを

担保とする…という手続が必要になるそうです。


赴任直後にそんなユーロ預金あるか!

そもそもその投資信託、帰国の時売るの?値下がりしていたら差額は

どうしてくれる?


…とにかくその方法は却下。


紆余曲折を経て、紹介手数料がやたらと高いけれど保証人を一切

要求しなかった不動産屋の扱うアパルトマンに今住んでいます。

それだったら、はじめから手数料覚悟で日本人向けの不動産屋に

お願いすればよかった… ですが、これは後の祭り。


大家さんはいい方のようですが、(これはラッキー)

ラジエーターからぽたぽた水漏れする、回らないドアノブがある、

戸の閉まらない棚がある、というオンボロ(失礼!)物件です。


大家さんは修理するからね!と言って実際修理屋さんを寄越して

くれましたが

「これは直らない」

と言い残して修理屋さんは去りました。

「心配しないで。また来ます。」

とも言っていましたが、それ以来音沙汰なし…


部屋の不具合はパリ生活の洗礼として皆さん経験しているようですが。


また、上にも書きましたが古い建物は子連れに優しくありません。

我が家はエレベーター有物件ですが、そのエレベーターは

1階と2階の間の階段の途中から始まり、階段の途中で終わっています。

つまり、ベビーカーは畳んで運ぶ(子どもも運ぶ)必要があります。

腰痛悪化必至です。


ついでに、部屋があるのは中庭を越えたところにある奥の建物なので、

エレベーターに辿り着くまでに4枚の扉を手動で開ける必要があり、

3段くらいの階段などのアップダウンをクリアする必要があります。…


ただし、パリにはもちろんもっと新しい建物もありますし、何なら現代的な

高層マンションだって存在します。

要するに、予算とその他条件の問題ですね。


しかしすべては慣れ。

今では我が家のオンボロなんて気にもなりません。(嘘)