先日「閑話休題」と言う四文字熟語を使って後で気になったもののだから権威ある中国語辞典で調べた所「中国語にはない」との事で別の権威ある中国語辞典2種類で調べても結果は同じ。
 但し、熟語単位では 「閑話」は主題から離れて四方山話とあり「休題」は主題を休みとありました。
 一方 権威ある日本の国語辞典で調べた所「主題から外れていた話を元に戻す」とあり 唖然。
 中国語あるいは漢文に素養のある人なら一目でわかることですが漢字の意味からは「元に戻す」と言う意味の漢字は皆無。
中国語は語順が日本語と異なるので中国語の語順で読めば当然「主題を休み四方山話」となります。日本語の解釈はアベコベです。
 どこからこの間違った解釈を引き出してきたのだろうと不思議に思い調べて見た所水滸伝に「閑話を把(と)りて休題し、正話(せいわ)を説(い)わんや」と言うくだりがありこれからの引用のようなのですが閑話休題の次にある「正話(せいわ)を説(い)わんや」迄を取り込んで閑話休題の意味に元に戻すと意味まで含めてしまったと言うお粗末な次第。その間違ったのが大手を振ってまかり通り現在まで生き延びて来たと言うのが真相のようであります。
 これと似た間違いは英語由来の言葉にもあり日本人の国民性「一度決まったしまったことは容易に変えない」の弊害の一例だと思います。
 英語の例だと例えば
リフォームと言う言葉が改築と言う意味で昨今横行していますが英語ではremodel かrenovateかのどちらかでreformと言う単語は決して使われません。
 reformは組織を改正するとか弊害を是正するとか人を改心させるとかに使われ形のあるものの改正には使われないからです。

 リフォームの本来の意味を説明し日本では間違って誓われている旨をキチンと説明するのが権威ある辞書の責任だと思います。