旅のブログの途中ですが・・・
わたくし、ちょっぴり体調を崩してしまいました、いつものアレルギーのようです。
1か月くらい咳が続き、
昼間は大丈夫なのに、夜間と早朝激しく咳き込んだりして、息苦しくなりました。
呼吸をするとヒューヒュー音がするので、これはよくないと思い病院に行く決心をしました。
日本の損害保険会社に夫が電話をし、苦しいので今日受診したいと申し出をし、
診察してもらえる近所のプライマリーケアのクリニックを予約していただき、受診いたしました。
毎度おなじみ、身長、体重、体温、血圧、そして血中酸素濃度のチェックがあり、
わたくし白衣高血圧の為、高血圧を指摘され夫が「彼女は超ナーバスなだけだから気にしないでくれ」と説明しました。
私は英語で自分の症状が説明できないので、事前に英語で書きだしプリントアウトして持っていきました。
次にPA(Physician's Assistant)さんが登場しました。 ドクターの指示で診療や処方をされる先生のようです。
聴診器で音を聞き、耳と喉のチェックし、
「呼吸時、音が聞こえます。Wheezing(呼気性喘鳴)です。何かのアレルギーです。」
何か質問ありますか?と聞かれましたので、レントゲンを撮る必要はないのか尋ねました。
「血中酸素濃度も肺活量も問題ないのでレントゲンの必要はありません」とのお返事でした。
わたくしは40年くらい前、肺炎を繰り返し気管支拡張症になってしまいましたので、
そのことを書いた紙をプリントして持って行ったのですが、
その気管支拡張症の単語を気管支炎と先生が自ら書き直しておりました。
英語が分からないから単語を書き間違えたと思われたのでしょうか・・・・
日本では既往症あり、アレルギー持ちなので普通の内科に行くと受診拒否されてしまいましたが、
アメリカでは逆に専門医にすぐに診察してもらうことはできないようですね。
既往症+アレルギーありで初診な外国人のわたくしでも診ていただけるなんて、感謝しなくてはいけませんね。
そしてステロイドの錠剤と吸入剤Albuterol(日本だとサルブタモールという名称のようです)が処方されました。
ステロイドは少しずつ減らしていく処方のようで、Day1から Day6まで列になっていて大変使用しやすかったです。
これらを使用したところすぐに良くなり、このまま改善に向かうと思われたのですが、ステロイドを飲み終わり数日したところ、
症状が復活してしまいました。
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日曜日の早朝激しい喘鳴の発作があり、Albuterol(サルブタモール)を吸入しようと思いましたが最後に使用してからまだ3時間しかたっていなかった為、使ったらいけないと思い、耐えておりましたが、とても息苦しくて、これはちょっとまずいのではと思いました。
幸い症状は30~40分くらいで落ち着きました。
朝起きてきた夫が「なんでおれを起さないんだ!意味が分からない」と、ムッとしながら、日本の損害保険会社に電話。
妻が苦しがってるのですぐ病院に行きたいと伝えてくれました。
日曜日なので普通のプライマリーケアは営業していないので、Urgent CareとEmergencyどちらにするか聞かれました。
電話をしたのは日曜日朝6時、そして朝8時頃からアージェントケアは営業するとのことでアージェントケアに決めました。
こちらからは特にお願いはしませんでしたが、なるべく気管支に詳しい先生がいる病院を探してみるとのお返事でした。
朝8時、損害保険会社に指定されたアージェントケアを受診しました。
待合室には5名くらいの患者さんがいらっしゃいました。
皆さん見るからに、ものすごく体調が悪そうです、ゴホゴホしたりぐったりされていらっしゃいました。
日曜日の朝クリニックにいらっしゃるくらいなので、きっと相当具合が悪いのでしょうね。
名前を呼ばれ、個室へ。
色々と検査し、毎度おなじみの白衣高血圧の為、高血圧を指摘されました。
この看護師さんだと思われる男性は元空軍で横田基地に以前お勤めだったようで、
日本語が少しお分かりになるようで、個室に再度戻ってくるたびに「ただいま」っておっしゃってくださいました。
異国の病院、はじめての症状で不安だらけでしたので、単語だけでも日本語をきくと心が和みました。
心が和んだところで再度血圧を計っていただいたら少し下がっているのではないかと思いました。
夫が症状を説明し、彼は何かのフォーマットにひたすら画面に入力していったので、もしかしたら症状を入力しコンピュータ診断なのかな?と不安になりましたが、入力し終えるとこの男性は退出していきました。
次にPA(Physician's Assistant)が登場しました。
聴診器で診察、耳と喉を調べ、
「両方から喘鳴音が聞こえます。アレルギーのbronchospasm(気管支痙攣?)です、
ステロイドの注射とネブライザーで吸入をすればよくなります」
何か質問はあるか聞かれましたので、レントゲンは撮らないのか聞いてみました。
これから撮ります、とのこと、すぐに先ほどの横田基地にお勤めだった看護師さんが登場し一緒にレントゲン室へ。
前向きと横向きを撮影しました。
「これ」とか「こっち」「どうぞ」「はい」「だいじょうぶ」など日本語を使ってくださったので、大変気持ちが落ち着きました。
一緒に個室に戻り、まずはネブライザーを準備しはじめました。
ネブライザーで吸入中、そんなに強いステロイドじゃないから心配しないでと左腕に注射。
看護師さん退出。
PAさん登場。
「呼吸が楽になったでしょ?レントゲンに問題はなかったです。ステロイドの錠剤と吸入剤を処方します」
何か質問があるか聞かれましたので、夫がこのネブライザー(←吸入する機械)はどこで入手すればいいのか尋ねたところそれも処方箋に書くから薬局で受け取れるとのことでした。
そしてbronchospasmとは何か聞いてみたところ、症状は喘息に似てますが、喘息は子供や若い時に発症するから、Youは喘息ではない。3日経って症状が良くならなければ連絡してください、と言われました。
処方されたネプライザーと液体の吸入薬です。
処置が終わり、個室からでて待合室を見ると患者さんであふれていました。
日曜日でもこのように予約なしでとりあえず応急処置をしてくれるクリニックは有難いと思いました。
待合室には無料のドリンクバーと冷蔵庫にお水のペットボトルが置いてあって、施設も綺麗で、スタッフも親切丁寧でした。
そして、私の住むアパートから歩いて行ける場所にありますので、夫が出張中もし急病になってしまったらここに駆け込めばなんとかなるのではないかと思い、なんだか安心しました。
アメリカに来てから長年悩まされていたアレルギーの蕁麻疹が最近でないと思っていたらまさかの気管支にアレルギー症状がでてしまいました。蕁麻疹はまだ耐えられますが、呼吸が苦しいのは厳しいですね。
ステロイドの注射と薬、吸入で嘘のように呼吸が楽になりましたので、元気な今のうちにブログに記録しておこうと思いました。
ブルーな日記になってしまいましたが、お読みくださりありがとうございます。
きっと、すぐに良くなると思います。
保険会社への連絡、そして付き添い、通訳と送迎ありがとう、夫。