みなさんこんにちは。
今回は天守台作成の道のりの最終段階をご紹介していきます。
⑨根石・角石の固定
仮積みである程度積む石が決まってきたら、土台に根石・角石を固定していきます。
写真のように土台に木塑粘土を設置し、根石・角石を置いていきます。
置く石が決まったら順次木塑粘土を塗って固定していきます。
最終的に四方を固定していきます。
⑩栗石(ぐりいし)の投入と芯(中心軸)の作成
根石と角石の固定が終わったら、栗石と芯(中心軸)を作成していきます。
写真のように石垣内の中央部分に石塑粘土で芯(中心軸)を作っていきます。
中心軸が固まれば周囲に栗石を投入していきます。
このように、積石を積んでいく前に中の栗石を詰めてしまいます。
⑪積石を積む
栗石が詰められたら積石を積んでいきます。
以降は積石を積む→栗石を詰めるを繰り返していきます。
この間も①~⑤の石材集めも同時並行していきます。
⑫天端石(てんばいし)を積む
石積みの最終段階として、天端石を積んでいきます。
石が飛び出たりしないよう、直線になるように積んでいきます。
ここまでが現在積んでいるところまでの流れです。
天端石が積めたら、木塑粘土で天守台の中央の土部分を作成していきます。
そこの作業はそこまで到達しましたらこのブログでご紹介いたします。
ここまで来るのに4年以上かかりました💦
ここから完成までにさらに時間がかかると思いますので、気長に作成していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。