こんにちは 、カツオと申します。



ようこそ、ひねもす日記へおいでくださいました。


この世知辛い世の中、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。




今週の日曜日(4/3(日))、1泊で山梨県へ湯治に行ってきた。( ̄▽ ̄;)


1泊で湯治もなにもないのだが、少しでも手術の爪痕を回復させたい一心なのだった。



そして1日目の早朝のなごり雪の話はこちら↓




日月とまる2日間、雨が降り通しだった。2日も降り通しは珍しい。だから気軽に僕も仕事を休んで温泉に浸かることが出来たのだが。( ̄▽ ̄;)

冷たい雨だった。


峠越えで雪景色を堪能?させて頂いてから、国道137号線沿いの「道の駅 富士吉田」でトイレ休憩。

今日は石和温泉の旅館に15時チェックインの予定なのだが、それまでは昨年の7月に訪れる予定だった立ち寄り湯に入るつもりだった。そこは昨年7月に訪れたところ、緊急事態宣言が発出された神奈川県民は入浴を断られた施設だった。

 ↓こちらがその顛末を書いた当ブログ



この時は「ある温泉」とだけ書いて施設名を明かさなかった。それはこれ以上その施設を有名にさせたくない僕の身勝手な感情からであった。

今回は昨年7月の轍をふまじと、道の駅 富士吉田からその施設に電話して本日の日帰り入浴が出来るか確認した。入浴は10時からとの回答を頂き「では今から参ります」と勇んで出発をしたのだ。

10時半に到着。

こちらが立ち寄り湯を営業している岩下温泉旅館旧館で、なぜか玄関にはカーテンが?

嫌な予感。

近付いて見ると、玄関は閉じられ貼り紙がしてある。
( ̄▽ ̄;)

電話で確認した話と違って日曜日は13時からと書いてある。玄関から再度電話をしたところ「お湯のボイラーを点け忘れてしまって営業開始はあと1時間ぐらいかかってしまう」とのこと。( ̄▽ ̄;)

哀しいかな、僕は元旅行会社の社員だった。おそらく電話ではスタッフが間違った案内をしてしまい、これは体のいい断りの理由なのだ。旅館で客が思った以上にいない時の、休館する為の定番の断り方が「ボイラーが故障したので休館となる」だと昔旅館の人から教えてもらったことがあるのだ(笑)。

まあ仕方ない。この施設は13時からだとしっかり覚えておこう。しかし残念だ。この立ち寄り湯は源泉が26度の冷泉で、どんな冷た温かいのか楽しみだったのに。

残念だが無駄に待つつもりも無いので、別の立ち寄り湯を探そう。というか、こうした時のために第2候補を事前に探しておいたのだ。へっへっへ

この岩下旅館から西に20キロほど行った甲州市の山の麓にある。その先を行けば小説で有名?な大菩薩峠に行き着く。


それがこちら

大菩薩の湯(甲州市交流保養センター)
 



情報によると、pH10.05の高アルカリ温泉だそうで、トロトロのお湯だそうです(美人の湯)。しかも現地の脱衣場に掲げられていた当地温泉の特徴によると「断裂温泉帯の地下深部の開口割れ目で、悠久の時の流れで涵養され、育まれてきた本格的裂カ系天然温泉」だと謳われていた。何やら小難しい謳い文句に煙に巻かれそうだが、「裂カ系」とはどういうこっちゃ?( ̄▽ ̄;)


まあとにかく良い泉質らしい。

駐車場から一段上に施設がある。入湯料は市外者で3時間620円也。


温泉に浸かってみると、謳い文句にある通りまあ本当に良いお湯なのだ。お肌にヌルヌルときてトロトロなのだ。それはお湯の温度も影響しているようで、4槽湯船が分かれているのだが、各浴槽で少しずつ温度が違う。しかも一番小さな浴槽が源泉で、驚いたことに湯温が26度で、入りそこねた岩下旅館の冷泉と同じである。これぞ神さまのお導きなのか?( ̄▽ ̄;)

各浴槽に水温計があって湯温を確認すると、源泉はやはり26度で、その次にぬるめなのが隣の泡風呂で37度、こちらもまた身体に負担のない温度でいつまでも入っていられる。なんたって「裂カ系天然温泉」なのである。( ̄▽ ̄;)

そのまた隣にある一番大きな浴槽は水温計を見なかったが体感40度ぐらいか。そしてその奥に外に出て階段を降りると露天風呂があるのだが42度ぐらいかな。各浴槽の温度差があるのは良いと感じる。

僕は源泉と泡風呂を交互に入って楽しんだのだった。いつまでも入っていたかったのだが、時刻はとっくに12時を回っていた。来る途中のコンビニでおにぎりを買っておいたのだがそれは車の中だ。仕方なく施設を出て車に戻りおにぎりを食べた。雨はずっと降り続いているままだ。

この「大菩薩の湯」はリピート確定だ。また来よう!


さて、チェックインまであと2時間。これからどうしようかとネットで近くの観光地を調べてみた。あるではないか。「天然記念物 慈雲寺のイトザクラ」すぐ近くだ。そのイトザクラはちょうど今が満開のようなのだ。

 


「大菩薩の湯」から車で5分ほど下ったところに慈雲寺はあった。

雨のなかだが日曜日ということもあって結構見学客が多い。



段差のある枝振りが見事だ。

桜は毎年一瞬の如く過ぎ去ってしまうのに、このような立派なしだれ桜に偶然にお目にかかれるとは!なんたる僥倖であろうか。

残念な雨のなかだが、僕は雨の降り込まない本堂の階段に腰をおろさせてもらって、しばらくこの見事なイトザクラを眺めていた。横に伸ばした枝々を支える支柱が何本もあって、このイトザクラの老齢を思わされた。

こうした老木を見ると、この頃ふと自分を振り返って見てしまう。老いに負けずに頑張ろう。まだまだこれからだ。でもあと何年、年に一度の桜を見る事が出来るのだろうか。強気と弱気が交錯するこの頃なのである。

14秒動画



旅館までの道のりが思った以上に長くなってしまった!( ̄▽ ̄;)

15時ちょっと前に今夜のお宿にご到着。

 山梨・石和温泉  旅館 日の出温泉



この旅館、地理的には石和温泉なのだが、温泉街の中心部は中央線の南側と笛吹川に挟まれてある。この旅館は中央線の北側に1軒だけぽつねんとある。だからか源泉は36度の独自の自噴泉を持っていて、それと42度の共同泉を引いている贅沢な温泉なのだった。

客室数14室の小さな宿である。従って大浴場も小さくそこがちょっと残念なところ。しかし37度の高アルカリ温泉と42度の温度を交互に味わうのは格別だ。この頃交互浴にはまっている僕なのだ。

静かに体温と同じ37度の温泉に浸かっていると、なんだか母親の羊水に包まれているような安心感が感じられ心身共にリラックス出来るのだった。

 

今宵の夕食

豚のしゃぶしゃぶ。この他に天ぷら、うどん、それとご飯味噌汁が付いた。

刺身が意外?に美味しかった

一度素揚げして?甘辛く煮た赤魚の煮魚

会食場でとる夕朝食は質素ながらどれもみな美味しかった。

冷酒の「谷櫻」はちょっとピンとこない味だった


山梨のぬる湯はクセになる温泉だ。また近いうちに来よう。帰り道は雨のなか下道の国道20号線をどこにも寄らずにひた走り、笹子トンネル付近はやはり雪だった。帰宅まで3時間。楽しいドライブだった。


最後になるが、今回の日の出温泉には「ぐーちゃん」という招き猫がいる。

サバ白?という柄なのだろうか。コロコロとナイスバディをしていて人懐っこい。初日は挨拶だけに終わったが、翌朝は6時に大浴場に来てくれてひとしきり触らせて頂いた。きゃわいいのー🐱

温泉とにゃんこに癒された春だった。


ではまた~




指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの? って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰


『アイドル 指原莉乃の軌跡(2016年→2020年編)』( 旧題 さっしーってサァ・・・)





彼女のアイドルとしての軌跡をテーマ毎に記事にしてあります。
テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の1枚」辺りでしょうか。
拙い文章で読みにくいとは思いますが、彼女が気になったらぜひ!



Twitterでも記事更新の告知を行います。
Amebaアプリが無くでもすぐにお読みになれます。

フォローはこちらから↓