おはようございます、カツオと申します。


ようこそ、ひねもす日記へおいでくださいました。

この世知辛い世の中、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。




僕の時代小説の嗜好は司馬遼太郎の『竜馬が行く』に始まった。18歳の時だ。そして二十代後半で池波正太郎の『剣客商売』に出会って本格的に時代小説を読むようになった気がする。そして三十代後半?四十代前半?に至高の時代小説家 藤沢周平に出会うことになるのだ。


『剣客商売』は主人公が老いた剣客という、法を司る者ではないのが読み人にとって新鮮だった。また作者 池波正太郎の平易な筆致も時代小説という入りづらいジャンルの入り口になってくれた。

続いて読んだ『鬼平犯科帳』は悪を懲らしめる「鬼平」こと長谷川平蔵が主人公ではあるが、一方の盗賊である悪人の心情にも主題が置かれていて読み応えのある作品であった。面白いことに勧善懲悪の気味が強かったのは『鬼平犯科帳』ではなく『剣客商売』の方であった。


僕は『剣客商売』や『鬼平犯科帳』は小説よりもドラマの方が後だったのだが、フジテレビが制作する池波正太郎ドラマは重厚感があって小説に忠実で大好きだった。

その「鬼平」こと長谷川平蔵役を演じられた中村吉右衛門さんが亡くなられてしまった。一昨日その訃報を聞いて空(くう)を見上げてしまった。僕のなかでは中村吉右衛門イコール長谷川平蔵なのだった。本当にはまり役で、吉右衛門さんが情のある盗賊に渋い笑顔を向ける仕草は「播磨屋!」と声をかけたくなるほどの名演技だった。ちなみに僕は歌舞伎は分からない。( ̄▽ ̄;)

鬼平ファイナルを観て、もう吉右衛門「鬼平」は見納めだと分かってはいたが、もう二度と観れないと思うと非常に残念だ。

心よりご冥福をお祈りする。







ではまた




指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの? って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰


『アイドル 指原莉乃の軌跡(2016年→2020年編)』( 旧題 さっしーってサァ・・・)





彼女のアイドルとしての軌跡をテーマ毎に記事にしてあります。
テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の1枚」辺りでしょうか。
拙い文章で読みにくいとは思いますが、彼女が気になったらぜひ!



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