おはようございます、カツオと申します。


ようこそ、ひねもす日記へおいでくださいました。

この世知辛い世の中、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。




いつのことだったか、ブルーハーツの歌を題名にした青春映画をテレビで観た。題名は『リンダ リンダ リンダ』。その映画制作は2005年だったことからその数年先に見たのであろう。

その頃、まだケータイを手にしていなかった僕の情報源はテレビ情報誌であった。2週に一度発行されるその雑誌を定期購入して得ていたのだ。

映画なんかはその情報誌をつぶさに確認して面白そうなものは片端から録画していたものだ。深夜映画はレアな作品も多いから佳作を見つけると喜んで、DVDに焼いて保存した。その『リンダ リンダ リンダ』もDVDに保存した。

保存してからも何度か見返したことを覚えている。それほど味わい深く面白い青春映画だった。

面白いといっても、大恋愛が語られるわけでもなく、少年達が繰り広げるアクションが展開するでもない、派手さの無いシンプルな日常を切り取ったような映画だった。

軽音楽部の女子生徒を主人公にした、高校の文化祭を淡々と映しただけの、普通の高校の普通の生徒達の物語なのであった。


先日、各種保存したDVD(何百枚とある)をごそごそと漁っていたら、その『リンダ リンダ リンダ』が出て来た。

故 竹内結子主演の映画『星に願いを。』と一緒に保存していた。


オダギリジョーと結婚してしまった香椎由宇に、この円盤には書いていないが前田愛の妹である前田亜季が出演していたのだった。前田亜季は明石家さんま繋がりで注目していた俳優だった。

懐かしく思い、プレーヤーで再生しようとしたが、これが再生しない。( ̄▽ ̄;)

プレーヤーが「傷があるので」とか御託を並べたてて再生出来ないのだった。

これには僕は大分傷ついた。指原莉乃が登場するまでのDVD黎明期の保存盤が、全てではないだろうが?再生不可能になっているかもしれないのだ!確認するのがちょっと怖い。( ̄▽ ̄;)


まあそれでどうしたかと言うと、『リンダ リンダ リンダ』があまりにも観たいので、Amazonで検索したら3千円ほどで売っていた。この頃通販の欲望が抑えきれない。ポチっとな。( ̄▽ ̄;)



舞台は地方の県立?高校。主人公は軽音楽部の女子バンドの3人に、それに加わる韓国からの留学生。

プロローグを簡単に書くと、文化祭でライブを行おうとしていた軽音部の女子バンドが、メンバー間でトラブルが起こりボーカルの子が抜けてしまい、しかも直前になってギターの子も怪我で抜けてしまう。その穴埋めのボーカルを、ひょんなことからカタコトしか日本語が話せない韓国の留学生の女子(ペ・ドゥナ)に頼んでしまう。また残ったメンバーもキーボードの子(香椎由宇)がギター担当になったりとバンド自体も即席で、本番までの3日間で猛練習をすることに、、、
余談だが、この映画に甲本ヒロトの弟の甲本雅裕が教師役で出演している。初めて観た時にニヤリとなったことを覚えている。



この『リンダ リンダ リンダ』を10年以上振りかに観て、この青春映画の何が僕の心を掴んだのかが分かった気がする。
 
僕は映画マニアではないので造詣深い訳ではない。だから多くは語れないが、各シーンの繋ぎ方が絶妙な気がする。小説で云うところの「行間の間」とでもいおうか。そこにブルーハーツの楽曲の練習風景が重なっていく。その練習風景はラストシーンでは演奏しない『僕の右手』なのだった。ボーカルのソンちゃんが少しずつ『僕の右手』を上手く歌えるようになっていくのだ。

僕はブルーハーツのこの『僕の右手』をこの映画を観るまでは知らなかった。「僕の右手を知りませんか?行方不明になりました。指名手配のモンタージュ街中に配るよ。」なんとも想像を掻き立てる歌詞ではないか。

映画を見終わっても、妙にこの『僕の右手』の歌詞が頭を廻る。その後僕は『僕の右手』が入っているブルーハーツのアルバムを買うことになったのだが、女の子のソンちゃんが唄う『僕の右手』に勝るものはなかった。(もちろん甲本ヒロトのがなりたてる歌唱も最高なのだが笑)


ちょっと長くなってしまった。まだ言い足りてない気もするが

ではまた。( ̄▽ ̄;)





指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの? って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰


『アイドル 指原莉乃の軌跡(2016年→2020年編)』( 旧題 さっしーってサァ・・・)





彼女のアイドルとしての軌跡をテーマ毎に記事にしてあります。
テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の1枚」辺りでしょうか。
拙い文章で読みにくいとは思いますが、彼女が気になったらぜひ!



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