こんばんは、カツオと申します。


ようこそひねもす日記へおいでくださいました。

このコロナ禍、初老の男の一人暮らしのなかで小さな幸せを見つけて生きたいと思っています。




先ずは僕の好きな絵画について書いておきます。

僕は美術の鑑賞眼を持っていません。プロ(美術評論家)だけが絶賛するような抽象画や前衛作品は全く分かりません。僕はただ美しい絵画が好きなのです。その美しい絵画を見る切っ掛けを作ったのが東山魁夷の作品でした。ただその作品は美しいと言うよりもシンボリックとでも言うのかな。野原の真ん中に白ちゃけた道が真っ直ぐ続いているシンプルな構図の作品でした。

作品名も『道』という簡素な名前です。

しかし、これが僕に訴えかけました。僕が30歳頃のことだったと思います。詳しく書くと長くなりますので割愛いたしますが、それから僕は東山魁夷の作品を観るようになり、日本画を好むようになりました。日本画は繊細で色彩が美しいです。



そして昨日は神奈川県は平塚市美術館へ行って来ました。あの七夕さまで有名な街ですよ。


例の「莉乃さん」との交流で、絵画の話になったときに僕がネットで莉乃さんの好きな絵を調べていたら、偶然にも近くの平塚市美術館に東山魁夷の作品が展示していることが分かりました。

なんという偶然!

そこで早速昨日平塚市美術館に行ってきたというわけです。なぜなら明日(12/11)は展示物の入れ替えがあって休館日となっており、おそらく東山魁夷の作品(2点あり)も前期と後期で入れ替えさせられると思ったからです。だから後期作品を来年になったらまた観に行こうと思ってます。


この平塚市美術館は、市営ながら結構大きな展覧会を催している美術館です。


今回の展覧会はタイトルで分かる通り「新収蔵品展」という事で、ホテルなど観光事業を営む国際興業から多く寄託された作品などを展示しているとのこと。

そのなかに東山魁夷の『春暁』という作品が前期に展示しています。後期は『雪嶺』という作品が展示予定。



今年の春にもこちら平塚市美術館に行く予定を立てていまして、何だったかたしか日本画を集めた展覧会だったと思いますが、それがコロナで休館となって、たとえ開催されたとしても自分は行きたくなかったでしょうけどねぇ(笑)、ようやく美術館ぐらいは行けるようになりました。



では早速美術館へ。( ̄▽ ̄;)

今まで行った時は結構観覧者が多かったので、今回は3密を避けるため開館時間を狙って行きました。開館は午前9時半です。

30分前に着きまして車の中で待っていましたが開館時間になっても誰も来ず(笑)。平日とはいえ皆さんは外出を避けているのでしょうか。

観覧料は大人300円。展示室は2階になります。

展示室に入ると観覧者はやはり誰もいません。美術館でこういうのは凄い贅沢な時間ですよね。観覧者が多いといくら美術館とはいえ結構うるさいものです。僕1人静謐な時間を過ごせました。

今回の展示数は約60点あまり。僕が分かるような作家は(本当に有名な作家しか分からない)数人です。それでもなかなか見応えのある作品が結構ありまして、しかも作品のすべてが日本人画家でしたので勉強にもなりました。

その中で気に入った作品を挙げておきます。

栗原忠二 『海(湖)』油彩
中山巍(たかし) 『時計』油彩
東郷青児 『花を持つ女』油彩
藤田嗣治 『マレー風景』油彩
中川一政 『椿』彩色
岡鹿之助 『サボテンとカラジウム』『城門』油彩
前田青邨 『芍薬』彩色
泉谷淑夫 『悠久・昼の月』『神話』油彩

なかでも岡鹿之助の作品『城門』は気に入りました。箱根のポーラ美術館でも彼の作品を見て気に入っていましたが、それらは色彩が暗い印象がありましたが、この『城門』は小品ながらのどかな色彩で大変気に入りました。解説によると彼はヨーロッパの城館を数多く描いていたそうです。繊細な色使いで点描画という技法なんですね。すごく良い美しいです。

自宅に戻って岡鹿之助の作品をヤフオクで見てみると、複製画が千円と、ガラスに印刷した複製画が千円の2点オークションに掛けられていたので、2点共に入札しました。それが先程2点落札されたようで、また我が家のコレクションが増えました。( ̄▽ ̄;)






さて、東山魁夷ちゃん。( ̄▽ ̄;)

順路を丁寧に見て歩いて、まだかまだかと辿り着いたのは最後の最後でした。 ̄(=∵=) ̄


さすが魁夷ですね~

『春暁』初めて観ましたが、野末の森にひっそりと咲く山桜といった小品で、派手さはありませんがやはり魁夷だなぁ~、色味が綺麗です。

来月は後期の『雪嶺』を観に来ます。

お近くの方は平塚市美術館に足を運んでみてはいかがですか。



さて、今年は先月行った長野市の東山魁夷館とこの平塚市美術館だけの訪問となりそうです。ひょっとしたら年末までに葉山にある山口蓬春記念館に行くかもしれません。山口蓬春とは日本画の大家です。以前から行ってこようと思っていたのですが、葉山という場所柄は海岸線が混むじゃないですか。それでなかなか足が向きませんでしたが、これからはバイクがありますので気軽に周辺を探索出来ますからね✨




まだ僕は展覧会情報のアンテナが高くありませんが、これからは近くの美術館ぐらいは常にチェックしたいと思っています。

今後は自身が興味のあるものだけでも展覧会情報をこのブログでお知らせしていきたいと考えております。







指原莉乃ちゃんについては、そんなに言う指原ってどんな子だったの?って思われたらこちらにどうぞ!😆👍➰

『アイドル 指原莉乃の軌跡 (2016年→2020年編)』


彼女の軌跡をテーマ毎に記事にしてあります。テーマは100ありますが、特に読んで欲しいのは「指原莉乃という人」や「さしはラーカイブ」、「今年の一枚」辺りでしょうか。

拙い文章で読みにくいとは思いますが彼女が気になったらぜひ!


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