秩父と言えば”三峯”と言いましたが

三峯と並ぶ古社が秩父神社です。

 

”ちちぶ”という地名、三峯神社、秩父神社。

これらは同じ時代に生まれたような気もします。

 

社伝にはものすごく古いことが書かれていますが、

これは伝説としても

どちらもおそらく5世紀ころには、地元の人の信仰を集める

何らかのご神体があったのかもしれません。

 

これと”ちちぶ”が関係あるかどうかわかりませんが

”ちち”は乳を連想させることから

イチョウまたは鍾乳石のことだという説があります。

 

そして”ちちぶ”の”ぶ”は山や峰のことだと言います。

金峰山(きんぷさん)や御荷鉾山(みかぶやま・みかぼやま)

などの例があるように。

 

千々(長崎)、知々井(島根)、父井(岡山)、父鬼(大阪)、

乳ヶ崎(東京)、父野(愛媛)、父原(鳥取)・・・

いつかこれらと比べてみたいと思っています。

 

(埼玉県秩父市)