暑くても、青空と白い入道雲を見ていると、

どこか遠くへ旅に出たくなります。

そんなこともままならないこの状況。

せめて映画でも見て夏の旅気分に・・

 

もう15年も前の作品ですが、

四国の大学を舞台にした「サマータイムマシンブルース」.。

白い校舎と緑の芝生、蒸し暑そうな部室!

陽炎立ち上る夏らしい描写がいいですねぇ。

香川県にある四国学院大学でロケをしたとか。

いいなぁあんな学校。

久しぶりに見て四国の夏を感じました(笑)

 

ところで千駄木といえば、

今や文学散歩やランチ巡りが人気。

そして、文豪の作品にたびたび登場するのが

団子坂。

 

昔から有名な坂だったらしいのですが、

かつてはもっと急な曲がりくねった坂で、

坂のどこかに団子屋があったことから付いた名前だとか。

 

江戸時代後期の公的な地誌にもこの由来が書かれています。

でもかなり怪しい・・直感ですが(笑)

 

調べてみると、

お茶の水の湯島聖堂近くと、

新宿の若松町にある坂も

かつて団子坂と呼ばれていたことがわかりました。

これらの由来は、

急で転ぶと団子のように転がるとか、

悪路で泥団子のようになるからとか・・

 

実は私、

山梨の中央道にある談合坂SAの

“談合坂”と“団子坂”は同じ地名ではないかと思っています。

だって、似てますよね?“音”が・・。

 

談合坂の由来は、字のごとく

戦国時代に談合が行われた・・ということになっているのですが。

さらに、愛知の豊橋に談合町、

熊本の島原湾に談合島(湯島)があります。

 

団子を食べながら談合したのであれば一石二鳥なのですが(笑)、

いかに重大な内容といえど

話し合いが地名になるなんて

どうも納得いきません。

 

団子屋のほうも・・

広い大名屋敷などであれば

南部坂とか仙台坂などありますけどねー

わかるのですが・・

 

私は、一つの言葉が

時代とともに字を変えて伝わってきたのでは・・

と思っています。

でも、その言葉が何を意味していたのか・・

そこが問題なわけです。

 

おそらくは地形か土地の状態。

だから、前述した「転ぶと泥団子のようになる」というのは、

案外かすっているかもしれません。

 

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そうそう、

いろいろ調べようと護国寺の区立図書館に行ったのですが、

地下鉄の駅近くに

群林堂という豆大福が有名な和菓子屋さんがありました。

なにかしら縁を感じました(笑)

 

(つづく)

 

 

(東京都文京区)