まただ、また、僕の欲しかったものを君はいとも容易く見せびらかしてくるんだ。


17年生きて僕が手に入れてきたもの、失ってきたもの、全て合わせても、あなたたちの手にある多くの他人から承認で簡単に崩れてしまうくらい、喉から手が届くほど欲しかった。結局自分の求めてるものはお金、時間、技術、才能のどれでもなかった。ただただ認められること、愛されることなんだ。


、、、


僕が言うあなたって誰なんだろう。

僕は多分自分以外の全てを許せないのだと思う。自分を超えていく人、自分より愛される人全てが。

裏を返せば、自分自身が1番許せないのかもしれない。腹の奥で気づいてるんだ、愛される理由のない人間であるって。それが一番許せないことなんだ。