プリンスホテルズと言えば、
西武グループが運営する日本を代表する
ホテルグループ。

皆さんは、何故社名が「プリンス」という
名前かご存知でしょうか?

太平洋戦争敗戦にともない行われた
皇籍離脱後、生活に困窮した旧宮家の土地を
購入し、ホテルを開業したことに由来している。

また、旧宮家をグループで雇用することによって、旧宮家の方々の生活の安定に貢献した。

今となっては、全国にあるプリンスホテル。
どちらかと言えば4つ星イメージのホテルが多いが、「ザ・プリンス・ギャラリー紀尾井町」といった最上級ブランドもでてきて外資系高級ブランドにも対抗できるようなラインアップも揃ってきている。

そんな中、プリンスホテルズは海外進出にも積極的で、海外専用高級ブランド
「ザ・プリンス・アカトキ」
をロンドンに海外一号店として2019年に開業した。

今回は、その「ザ・プリンス・アカトキ」で和をテーマにしたアフタヌーンティーをご紹介。


ザ・プリンス・アカトキは、元々あった5つ星ブティックホテル「ザ・アーチ・ロンドン」を買収し、改装後オープン。

デザインのコンセプトは、
「東洋と西洋が融合する場所」

ホテルの随所に、そのコンセプトを垣間見ることができる。

目印はホテルの赤い旗。

ちなみに「Akatoki」は、プリンスのフラッグシップブランドで、「夜明け前」や「夜が明ける」といった意味合いを持つ「暁(あかつき)」の古い表現である「明時(あかとき)」なのだという。


エントランスはこじんまりとしている。
建物は、歴史あるタウンハウスを利用していて
ロンドンの街並みに溶け込んでいる。


こちらがロビー。
ミニマリストのインテリア。
モダンな暖炉もあって静かな時が流れている。


通常はウィスキーバーでアフタヌーンティーを提供しているみたいだけど、今回はレストランでいただきました。

レストランには見事な和を意識した
フラワーアレンジメントが。


こちらがプリンスアカトキの
アフタヌーンティー。

和のテイストが入ったホテルのコンセプト
通りのアフタヌーンティー。

チキン照り焼きバン、だし巻き卵、たまごサンド、日替わりの握り、マグロとアボガドのブリオッシュ、抹茶ケーキ、パブロヴァ、などなどフージョンのものから英国伝統のスコーンも堪能できる。


こちらがアフタヌーンティーの
クロースアップ。


ツナのタタキとアボガドのブリオッシュ。
これ美味しくて何個かおかわりしちゃいました。笑


廊下のインテリアも和のテイストが入ったもの。
ロンドン滞在中、和のテイストが恋しくなったら立ち寄ってみて下さい。

因みに、アフタヌーンティーは現在32ポンド。
ロンドンの5つ星ホテルのアフタヌーンティーは、50〜70ポンド程するので比較的リーズナブル。