みなさん、お久しぶりです。Jasmineですニコニコ


とてもお久しぶりの投稿になりました、、

その間、夏に提出した修士論文の結果が発表されました。




その結果、、最高得点Distinction(ディスティンクション)を取ることが出来ました!!クラッカークラッカー


正直、全く期待していなかったので、とても驚きました目目目ラブラブ


で、Distinctionて一体何なの?と思われると思うので、まずはイギリスの大学院の成績評価方法からご説明します。


とはいえ私も、恥ずかしながら、UCL入学前には全くイギリスのGradingの方法を知りませんでしたショボーンショボーン


ただし、大学や学部によって異なる場合があるかもしれませんので、あくまでも一般的な話としてお伝えします。


まず、イギリスの大学院では成績が悪い方→良い方にFail, Pass, Merit, Distinction となっています。

不可、可、良、優、という意味です。



パスが50点以上なので、49点以下を取るとその科目は不合格という事になります。

メリットが60点以上、ディスティンクションが70点以上です。


50点とか60点とか、簡単そう!と思われた方ー!!70点でDistinctionなんて余裕!と思われた方ー!!


違うんですよ、イギリスは、、ガーンガーン

厳しいんです、、アメリカとも評価方法が違うんですよ、、えーんえーん


まず、40点台で不合格(Fail)は全然あり得ます!!私の周りの友達でもチラホラ聞きました!

とりあえず提出すれば合格とかでは決して無いです、、


私も一度テストでギリギリ50点を取りました、、笑い泣き(かなりショックだったけど、そのテストはほとんどみんな50点台だったらしい、、厳しすぎ)


ということで、50点台は良くあり得る感じで、私のプログラムでは、クラス75人の平均点が、大体63-64点でした。最高得点は76点ぐらいです。


つまり、70点以上でDistinctionを取るには、クラスの上位5-10%に入る必要があります。


なので、例えば課題やテストの結果で67点とれたら、今回は良かったなおねがいおねがいという感じ。

70以上取れた日には、先生が甘いか、自分は一体何をしたからこんな点が取れたんだ、、?と本気で不思議に思っていました笑ニヤリ


ただ、最初の頃は67点で喜んでた私も、時間が経つにつれて、どうやったら70点以上、Distinctionが取れるか、アサインメント(課題)やテストの点の取り方が分かって来たんです、、合格


私は裏技を見つけるのが好きなので爆笑爆笑

もしこのブログを見ている方が、いつかイギリスで大学院をやるなら、絶対に実行して欲しい裏技が何個かあるのでお教えしますウインクウインク


1. 表紙に画像を挿入する




課題を提出するときは、基本的に表紙のページを必ず付けてください。

表紙とは、タイトルやモジュールコードや文字数を書くページになります。

そのページに、エッセイの中身に合った画像を挿入してください。


え?そんな事、内容に関係ないと思いました?

侮るなかれ、、これには理由があるんです。


エッセイを添削する先生も、生徒がどれだけ時間をかけてその課題に取り組んだかを見ています。


なので、内容に合った画像を選び、綺麗に表紙を作る事で、真摯に取り組んでいるアピールになります。


私はこれをやりだしてから、本当に点が上がりました。なので、仲が良い友達にも教えたところ、 最初はみんな、えー?そんな事で?と言っていたけど、実際に点が上がったので皆もやる様になりました爆笑爆笑



2. 提出物の文字フォント、改行、アペンディックス等、見た目を統一して綺麗にする




これも、1と同じ理由です。やはり綺麗な見た目にする事で、評価があがるんです。


特にアペンディックス(Appendix)や参照した文献のリスト(References, Bibliography)等、一見するとどうでも良いようなところこそ拘って、綺麗にまとめてみてください。


ただ、ご存知の通り1と2をしたからDistinctionが取れるというわけでは無いです、、


高得点を狙うには細部にも拘って周りに差をつける必要がある、という考え方です爆笑


勿論中身が一番重要なので!


3. 英語の文章ミスが無いか何度も見直す



英語で「適切な」文章が書けないと、留学生でも問答無用で悪い点に繋がります。


私もあれだけIelts(アイエルツ) のライティングで苦労しましたが、実際の大学生活におけるエッセイや課題でも、この苦手な英語のライティングが問題になりました。


イギリス留学での大学生活は、ほぼ英語のライティングスキルにかかっていると言っても過言ではありません。


私はライティングが苦手なので、非常に苦労し、時にはネイティブの友達に英語の添削をしてもらう事もありました。


ただ、添削と言っても、文法や単語は、ネットで何とかなる部分が実は結構あります。


大学のエッセイはSynonym という類義語を使い分けて書いていく必要があるのですが(同じ単語を何度も使ってはいけない)、この様な単語等はネットですぐ出てきます。


例えば、Moreoverを一度使ったので同じ意味で別の単語を使いたいが浮かばない、というときに、以下の様なサイトで簡単にリストが出てきます。



これで、更に、と書きたいときにFurthermore をMoreoverの代わりに使うことが出来ます。


また、文法はGrammarlyなどの自動矯正ツールで補っていきます。Aのつけ忘れや、過去形に直し忘れ、など簡単なものはこういったアプリ等で自動修正できます。





ただし、アカデミックライティングのスタイルや、ロジカルシンキングについては、ある程度の練習をしてネイティブのやり方に慣れる必要があります。


もし留学まで時間がある方は、英語でアカデミックライティングの練習をしておく事を強くオススメします!キョロキョロキョロキョロ


私は日本人らしい?間延びした文章を書きがちなのですが、英語となると、ロジカルで、簡潔な書き方を身につける必要があります。


特に修士論文では、決められた型があります。

また別のブログで詳しく説明しますが、基本的にはまず最初にStatement (conclusionになるもの、論旨)を書いて、それをバックアップするロジックとデータ、その後論旨を繰り返す、という書き方をしていきます。




いずれにせよ、外国人だから英語が下手でも仕方ない、と思わずに、あくまでもネイティブ(現地のイギリス人)と同じレベルで評価されているんだという気持ちで、何度も見直しをして正しい英語の文章を書く様にしましょう。


また周りに英語のネイティブがいたら、文法や単語の添削というよりも、意味がわかるか、話に一貫性があるか、論理的か、流れがおかしくないか、そういった点を中心に意見を聞いてみると良いエッセイや論文になると思います。



4. とにかくRubric(ルーブリック)に書いてある通りにやる




イギリスの大学院で出される毎回の課題には、Rubric(評価基準を数字で表したもの)というものが付いてきます。それは、こちらの画像の様に記載されています。ある教科の実例になります。


この様に、何%が何の内容で評価され、何%がこの内容で評価される、と評価基準と点数が事前に開示されています。


なので、例えば高得点の箇所でしっかりと点が稼げれば、他の低得点の項目で多少落としても構わないわけです。


そしてこれはエッセイ上の文字数を構成する目安になります。


例えば一つの課題の中で、A, B, C, D, Eのヘッドラインでそれぞれ書く必要があるとして、全体の文字数が1000wordsと決められていたとしましょう。


もしRubricでAが10%, Bが20%, Cが40%, Dが20%, Eが10%だとしたら、それぞれの文字数は大体A100, B200, C400, D200, E100文字として書きます。


そして何をやればDistinctionが取れるか、これを見れば一目瞭然な訳です。


ですので、私は課題をやり始める前、そして提出する前にも何度もRubricを見返して、取りこぼしが無いか理解の相違が無いかを確認しました。


例えば、ピッチの資料を作る課題で、パワポの提出があったとします。


パワポの中にオリジナルのビデオを埋め込んでいる、という一文がRubricのDistinctionに相当する項目に記載されていたら、もしとても良いパワポ資料でも動画が無ければ決してDistinctionが取れない事になります。


私はそもそもRubricが何か分かっていなかったので、最初の方の課題をやった際に、そこまでRubricを読み込んでいませんでしたショボーンショボーン


どんなに素晴らしいエッセイでも、Rubricに沿って書かれていなければ、ただの自己満になってしまいます。


Rubricはイギリスの大学生の基本のキ!なので、高得点を取るために何よりも重要になります。必ず抑える様にしましょうチューリップ


ということで、、参考になりましたか?


ただし、テクニックも大切ですが、最後は自分の頑張り次第だということも併せてお伝えしておきますおねがい


やはり、頑張れば頑張るほど点数に反映されていましたのでニコニコニコニコ


では、またねニコニコニコニコ