ダライ・ラマ14世の言葉 | Angel Lightのつぶやき

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日々の気付き、ロンドンでの出来事、気に入ったスポットなどについて、思いつくまま、気ままに綴ります。

袖振り合うも多生の縁、訪問くださったあなたにロンドンより愛と感謝を込めて。(*^o^*)

My heartfelt love & gratitude to you all!

フェイスブックで繋がった素敵なお友だちの一人が、


今朝、ダライ・ラマ 14 世の本を購入したと投稿していたのを見て、


自分も以前、読んでいたことを思い出した。


本棚の片隅には、ダライ・ラマの自伝である “Freedom In Exile” と2冊の名言集がある。


チベットを訪れたのが 2001 年だったので、これらの本を買ったのはそれ以降だと思っていたが、


本棚から取り出した3冊の裏見返しに記入した購入日は、すべて 2000 年 11 月となっている。


今思うと、ミレニアムの年に精神世界に関する英語の本を読み出し、輪廻転生から始まったのだから、


ダライ・ラマの自伝や名言集をその初期の頃に買ったとしても意外ではない。


2冊の名言集のうちの1つ、 “The Dalai Lama’s Book of Wisdom” から1節を引用し、拙抄訳してみる。


「慈しみとは、生きとし生けるもの全てに (私たちの敵と思われる人たちや、


私たちを傷つけた人たちに対してさえも) 手を差し伸べようとする心です。


たとえ誰かがあなたにどんなにひどい仕打ちをしたとしても、


全ての人は、あなたと同じように幸せになりたいのだ、ということを思い出せば、


そうした人たちにも慈しみの心で接することが遥かに楽になるはずです」。


“The Dalai Lama’s Book of Wisdom” (Edited by Matthew R. Bunson, Random House UK Ltd.) より。


魂が発展途上の私など、右の頬を打たれたら、左の頬を差し出すどころか、


往復ビンタしてしまう可能性すらある(^^;)。


しかし、チベットを追われて亡命の身にあるダライ・ラマがそう仰るのだ。


ダライ・ラマの境遇を思うと、心にズシンと響く。


煩悩多き身、自分でも感心するくらい、毎日様々な学びや気付きがある。


「自分を傷つけた人に対しても慈しみの心を持つ」 ことを実践するのはかなり難しいが、


少しずつでもいいから、心を慣らしていくことが大切なのだろう。


これからはそういう状況に置かれたら、深呼吸して上の言葉を思い出そう!


継続は力なりだ!



愛&感謝&光


【Angel Light の独り言】


10 年以上も前に読んだダライ・ラマの自伝1冊と、名言集の2冊、


詳細はすっかり忘れていたのに、1つだけ記憶に残っていることがある。


正確な言葉は覚えていないし、この3冊のうち、どれだったのかも思い出せないのだが、


国のカルマについて、「私たちが亡命の身にあるのもチベットのカルマなのだろう」 、


そういうような意味合いのことを仰っていた。


他の人、特に反チベット派の人が言ったとしたら非難轟々だろうが、


チベットに残っている人、亡命の身にある人を問わず、


チベット人の心の支えとなっているダライ・ラマが仰るからこそ、考えさせられる言葉である。

$Angel Lightのつぶやき-ダライ・ラマ14世名言集1

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